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第5週の試合中に肋骨を折っていたブラウンズWRランドリー

2020年10月23日(金) 10:19

クリーブランド・ブラウンズのジャービス・ランドリー【AP Photo/Don Wright】

クリーブランド・ブラウンズのワイドレシーバー(WR)ジャービス・ランドリーは2019年シーズン全体を臀部の負傷を抱えたままプレーした。今、ランドリーは再び痛みと戦いながらフィールドに立とうとしている。

ランドリーは現地22日(木)、ブラウンズが第5週にインディアナポリス・コルツを破った試合で肋骨を折り、それを抱えてプレーしていたことを明かした。

ランドリーは第1クオーターで32ヤードのパスをキャッチした際、コルツのコーナーバック(CB)ロック・ヤシンがランドリーにタックルをしかけたところにラインバッカー(LB)ザイール・フランクリンもやってきて、ランドリーに倒れかかったところで骨折した。ランドリーはこの負傷で試合を一時離脱したものの、すぐに戻ってきて以降はフィールドを離れていない。

「痛いよ。だが、プレーによっては、それが何であれ、時には耐えられる。今週を通じてここを保護するためにいい仕事をし、確実にカバーできるようにしたし、日曜日にプレーするために必要なことはすべてやった」とランドリーは木曜日に話している。

ランドリーはそのキャリアを通じ、絶対的にそうしなければならないときを除いて、休養を取るタイプのレシーバーではないことを示してきた。ランドリーは試合間の練習でも最大限の努力をし、日曜日に向けて全力で準備しつつ、痛みに対処し続けるとコメントしている。

ぶつかり、痣(あざ)だらけになりながらも戦うというのは勝てるチームになるためにブラウンズ全体が共有する考え方の一つであり、そこには肋骨の骨折さえ含まれる。

「ここはクリーブランドだぜ? ブルーカラーさ。ここではすべてがそうなんだ。俺たちにはそういう考え方があり、そういう精神がここにはある。皆が毎日やってきて、それを示すんだ。だが、俺たちはスマートにやりたいと思っている。仲間を守りたいとも思っている。それでも、行けるならいつだってそいつを出す。少なくも、参加するんだ」とランドリーは言う。

故障しながらも全16戦に出場した2019年に、ランドリーは1,100レシービングヤード超えを達成した。ランドリーは去る1月、けがのせいでポテンシャルのすべてを発揮できなかったと『NFL.com』に語っている。2019年シーズンには5年連続でのプロボウル選出も果たしていた。

得点で12位につけるブラウンズのオフェンス陣において、2020年のこれまでのところランドリーはキャッチ24回、319ヤードをマークしている。

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