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苦戦が続けば“ミンシューマニア”の終焉か
2020年10月26日(月) 12:01“ミンシューマニア”もそろそろ終わりかもしれない。
ジャクソンビル・ジャガーズのクオーターバック(QB)ガードナー・ミンシューは、このまま低調なプレーが続けばベンチに下げられる恐れがあると、複数の情報筋が伝えている。それは早ければ現地25日(日)に実施されるロサンゼルス・チャージャーズ戦でも現実のものになると予想されていた。
そのひげと機知、トレードマークのジョーツ(丈の短いジーンズ)でジャクソンビルのヒーローとなっているミンシューだが、バックアップのマイク・グレノンと交代させられる可能性があるかもしれない。一時、ミンシューはジャガーズの未来のQBだと目されていたが、そういった見方の多くは今や疑念の中にある。
マイク・グレノンの他に、ジャガーズはドラフトで才能あるジェイク・ルートンを獲得している。このルートンも、いずれはチームの決断の対象となるはずだ。グレノンもルートンもミンシューとは異なるスタイルの持ち主だが、練習で時に印象的な姿を見せてきた。
日曜日の試合を前に、シーズン第2週から5連敗を喫していたジャガーズ。ミンシューはその中でファンブルを4回犯し、インターセプト5回を浴びた。ヘッドコーチ(HC)ダグ・マローンは第7週の試合前の段階でQB交代の可能性を否定せず、報道陣にそれが可能性ではないと言うのは考えが甘すぎると述べている。
結果として、25日の試合でQB交代は起こらなかった。しかし、ジャガーズの連敗は6を数えている。チームの決断がどうなるか、今後の動向が注目される。
【R/A】