トレード協議中のベンガルズDEダンラップ、家の売り出しを公表
2020年10月26日(月) 12:56カルロス・ダンラップはシンシナティを去る準備ができているようだ。
現地25日(日)の試合でクリーブランド・ブラウンズに37対34で負けた直後、不満が溜まっているシンシナティ・ベンガルズのディフェンシブエンド(DE)ダンラップは、またしてもソーシャルメディア上でそのフラストレーションをあらわにした。
プロボウルに2度選出されているダンラップは、自身をリザーブに降格させたチームのデプスチャートを前日に『Instagram(インスタグラム)』に投稿したばかりだ。今回は家を売りに出していることを『Twitter(ツイッター)』上で公表し、内容は次の通りとなっている。
「大きなバルコニー付き、シティービューの6,000スクエアフィート(約558平米)。ベッドルーム4つ、バスルーム4.5つ。最高の学区の1つに立地。自分のマーケット分析をしたら、俺に連絡をくれ。真剣な問い合わせだけだ。財務証明も忘れずに! 家具付き、家具なしのどちらでも販売可能」
ベンガルズはダンラップにかかわるトレードの話を積極的にしていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは日曜日の朝に報じている。彼の退団は避けられないようだが、おそらく両者にとってベストな策といえる。ベテランのラインマンであるダンラップは、昨季に9回のサックを記録しているが、今季は7試合を終えてサック1回とタックルフォーロスを2回しかマークしていない。ダンラップの不快な態度はチームメイトにも受け入れられていない。試合の決定打となったタッチダウンをブラウンズが決めた直後には、ベンガルズのアシスタントともめているところを目撃されている。
ランニングバック(RB)のジオバニ・バーナードは後に「このチームにいたいやつのことにしか構っていられない。正しいやり方でやるべきことをやるやつだけ」と記者たちに話した。
31歳のダンラップは11年間のキャリア全てをベンガルズで過ごしている。だが、いいことでも悪いことでも、全てのことには終わりがある。
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