足首負傷のカーディナルスRBドレイクが数週間の離脱へ
2020年10月27日(火) 14:35現地26日(月)、アリゾナ・カーディナルスはこれまで無敗だったシアトル・シーホークスに対する見事な勝利を祝っていた。しかし、ランニングバック(RB)ケンヤン・ドレイクがさらなる白星に向けてチームに献身するには、いくらかのハードルがある。
ドレイクはサンデーナイトの試合でハイアンクルスプレインを患い、数週間の離脱が予想されると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えた。
ラポポートが『The Aftermath(ジ・アフターマス)』で指摘したように、これがドレイクを故障者リザーブの状態に2週間から3週間置く捻挫なのか、それとも4週間から6週間を要するのかは興味深いところだ。いずれにせよドレイクは故障者リザーブの対象にはなるが、2020年シーズンの時間が残された段階で復帰するだろうとラポポートは述べた。
ドレイクは目に見えて痛みを抱えている様子であり、けがをした直後に不快そうだったのも無理はない。負傷を抱えてプレーを続けようとしたドレイクだったが、最終的には足を引きずってサイドラインに下がっている。
マイアミ・ドルフィンズではうまくかみ合わなかったドレイクにとって、2019年シーズン中にトレードでやってきたアリゾナは祝福の土地だった。この移動によってドレイクの数字は急上昇し、ドルフィンズでのキャリー平均3.7ヤードからカーディナルスでは5.2ヤードになった。カーディナルスでの2年目にもキャリー平均4ヤード以上を維持し、これまでにキャリー119回で512ヤード、タッチダウン4回、キャリー平均4.3ヤードをマークしている。
カーディナルスはドレイクに代わってチェイス・エドモンズ(2020年にキャリー29回、176ヤード、タッチダウン1回)や、ルーキーのジョナサン・ウォード(スナップ68回でプレー、うち65回はスペシャルチーム)に加え、まだ一つのダウンでもプレーしていないイーノー・ベンジャミンに頼らざるを得ないだろう。
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