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NFL競技委員会が16チーム参加のプレーオフ緊急事態計画を検討

2020年11月03日(火) 14:36


フィールドに置かれたフットボール【Aaron M. Sprecher via AP】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話として伝えたところによれば、NFL競技委員会は現地2日(月)に開かれた会合で、この先の試合が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により開催できなくなった場合に16チーム参加のプレーオフの対戦組み合わせ表を策定する非常事態計画について検討したという。

現行の計画では17週間――必要に応じて18週目が加わる――で全256試合が行われることになっており、これに変更はない。ただし、これが実現できなくなった場合に備え、委員会は緊急事態計画とポストシーズンを機能させる方法について話し合ったとペリセロは報じている。

この計画ではAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)とNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)から8チームずつが参加し、各カンファレンスの地区優勝チームとワイルドカードの4チームで構成される見込み。

プレーオフにはバイウイークが含まれず、伝統的なシード権(第1シードのチームが第8シードのチームと対戦、第2シードが第7シードと対戦、など)もない。ペリセロは、プレーオフ進出チームが決定した後、各ディビジョンでベスト記録を持っていようがいまいが、シード順は勝率によって決められると付け加えた。

もし緊急事態計画が必要となった場合は全チームの承認を得なければならない。プレーオフの組み合わせは勝率1位と8位、2位と7位、3位と6位、4位と5位の対戦になるとのことだ。

【C】