次戦出場を確信していないブラウンズRBチャッブ
2020年11月12日(木) 15:17クリーブランド・ブラウンズのランニングバック(RB)ニック・チャッブは好調を感じつつ今週の練習場に戻ってきた。
しかしながら、その感覚が現地15日(日)に組まれているヒューストン・テキサンズとの一戦に続くかどうかは今後の状況次第だ。
チームによれば、週末の試合でプレーする自信について水曜日に聞かれたチャッブは「分からないね。俺がいい感触を持っているということ以外にも、考えることはたくさんある。ドクターやチームのアスレチックトレーナー、コーチたちがいいと言わなきゃな。感触がいいと俺が言っているだけじゃだめなんだ」と答えたという。
第4週にダラス・カウボーイズに勝利した試合でMCL(内側側副靭帯/ないそくそくふくじんたい)を捻挫したチャッブは月曜日にIR(故障者リザーブ)から復帰するよう指定されていた。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはその後、ブラウンズはチャッブが日曜日にプレーすることを“大いに期待”していたと報じている。
今でもその希望は残っている一方、不確実な部分も残っている。
チャッブがいつ戻るにしろ、5勝3敗のブラウンズにとっては恩恵になるだろう。過去4試合を逃したにもかかわらず、今季に20ヤード超えのランが6回という記録は誰にも越されていない。チャッブはこれまでに335ヤードとタッチダウン4回をグラウンドで成し遂げてきた。
練習に戻ったことについて、チャッブは「チームと一緒にそこへ戻るのは最高の感触さ。だいたい5週間くらいか。座って毎日リハビリするのには飽きていたから、そこへ出て行って実際に走り、フィールドの皆と一緒にやるのはエキサイティングだった」とコメントしている。
チャッブがこのまま好調を維持するならば、それは長らく待たれた試合復帰につながるだろう。
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