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第9週の最優秀選手はバイキングスRBクック、ビルズQBアレンら

2020年11月12日(木) 22:41

ミネソタ・バイキングスのダルヴィン・クック【AP Photo/Jim Mone】

ミネソタ・バイキングスの原動力であるランニングバック(RB)ダルヴィン・クックは着々とヤード数、タッチダウン数、そして賞の数を積み上げている。

2週連続でクックは圧巻のプレーを披露し、先週に続いて第9週のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の攻撃部門最優秀選手に選ばれた。

クックと肩を並べたのはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の攻撃部門最優秀選手を獲得したバッファロー・ビルズのクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンだ。現地11日(水)の朝に第9週の受賞者が発表されている。

この2週間でクックは合計で478スクリメージヤードとタッチダウン6つをマークした。現地8日(日)にバイキングスがデトロイト・ライオンズを34対20で制した試合では、相手ディフェンスを巧みに交わしながら疾走するクックの姿が見られた。またしても際立ったパフォーマンスを見せたクックは、206ラッシングヤード(252スクリメージヤード)とラッシングタッチダウンを2回決めている。

今シーズン序盤に比べて本来の調子を取り戻したアレンはというと、日曜日の対戦でビルズがシアトル・シーホークスを44対34で下すに当たって大きく貢献している。アレンのパスは冴えわたり、成功率81.6%(38回中31回)で415ヤードを稼いで3つのタッチダウンを決めた。インターセプトはなく、138.5のQBレーティングを獲得。4つ目のタッチダウンはアレン自らがエンドゾーンに運んでいる。

同じく日曜日の別の試合では、テネシー・タイタンズのディフェンスがシカゴ・ベアーズのオフェンスを圧倒して24対17の勝利を挙げた。その中でタイタンズのディフェンシブタックル(DT)ジェフェリー・シモンズはAFC守備部門最優秀選手賞にふさわしい働きをした。シモンズはタックル3回とパスディフェンス、ファンブルリカバリー、そしてフォースドファンブルをそれぞれ1回ずつマークしている。

第9週の最後を飾ったのは、ニューヨーク・ジェッツとの接戦をニューイングランド・ペイトリオッツの勝利に変えたキッカー(K)ニック・フォークのプレーだ。マンデーナイトフットボールでゲームクロックは0秒、同点となっている中でフォークは51ヤードのキックを見事に決めてペイトリオッツに勝利をもたらした。フォークにはAFCスペシャルチーム部門の最優秀選手賞が送られた。試合を通してフォークはパーフェクトな結果を出し、フィールドゴールとエクストラポイントを3つずつ決めている。

NFC守備部門最優秀選手賞は、しっかりとその役割を果たしてアトランタ・ファルコンズがデンバー・ブロンコスを34対27で倒すのに尽力したラインバッカー(LB)フォイ・オロウクンが獲得した。オロウクンはタックル10回、サックとパスディフェンスを1回ずつ達成している。

ぎりぎりのところでワシントン・フットボール・チームから23対20の勝利をもぎとったニューヨーク・ジャイアンツは、Kグラハム・ギャノが11点を稼いでこの試合を大きく左右した。NFCスペシャルチーム部門の最優秀選手賞が送られたギャノは、3つのフィールドゴールアテンプトとエクストラポイント2つを全て決めてその強さを見せつけている。

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