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親指負傷もX線検査で有望な結果を得たライオンズQBスタッフォード

2020年11月17日(火) 09:07

デトロイト・ライオンズのマシュー・スタッフォード【AP Photo/Tony Ding】

クオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードはゲーム序盤で親指を負傷しながらも、今季ベストの一つに数えられるプレーでデトロイト・ライオンズを試合終了間際の勝利に導いた。現地15日(日)、ライオンズは30対27でワシントン・フットボール・チームを下している。

そして、親指のけがによって時間が失われることもないようだ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に月曜日に報じたところによれば、試合後に実施されたX線検査でスタッフォードの親指に骨折等は認められなかったという。現時点でそれほど懸念される要素はなく、試合を欠場する見込みもないという。

構造上のダメージがないことを確認すべく、スタッフォードは月曜日にさらなる検査を受ける予定だが、当初の感触としては有望だとラポポートはつけ加えた。

月曜日に行われたインタビューの中でスタッフォードは次に組まれているカロライナ・パンサーズ戦への出場意思を語り、“そこに出るためにできることはすべてやる”と話していた。

スタッフォードは第1クオーターでワシントンのラインバッカー(LB)ケビン・ピエール・ルイスにサックされた際に親指を負傷した模様だ。このサックはピエール・ルイスがヘルメットを下げてスタッフォードに向かっていったことに対するペナルティで無効とされている。このドライブの後、スタッフォードは指にテーピングをしていた。

チームによれば、スタッフォードは試合後に「そこを診てもらわなくてはならない」と話している。

「でも、何が起こったのか分からないんだ。サックされたプレーはそれだけだった。彼らはパーソナルファウルを受けたし、次に投げようとボールを握ったときはそれほどひどくなかったが、皆にはまた後で知らせるよ」

序盤に負傷したにもかかわらず、スタッフォードはパス33回中24回成功、276ヤード、タッチダウン3回、インターセプト0回を記録している。最後の16秒でスタッフォードはチームをフィールドゴール圏内へと導いており、キッカー(K)マット・プレイターの59ヤードのキックによってライオンズは後半の崩れによって敗北するのを避けることができた。

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