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パンサーズQBブリッジウオーターはMCL捻挫で日々の経過観察

2020年11月17日(火) 09:44

カロライナ・パンサーズのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Gerry Broome】

現地15日(日)にタンパベイ・バッカニアーズとの試合を途中退場したカロライナ・パンサーズのクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターに、やや希望が持てる報せが入っている。

ブリッジウオーターは第10週に敗れたこの試合でMCL(内側側副靱帯/ないそくそくふくじんたい)を捻挫し、日々の経過観察が行われていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが状況を知る人物の話を元に伝えた。

パンサーズのヘッドコーチ(HC)であるマット・ルールは後に、ブリッジウオーターが膝を捻挫したこと、ならびに水曜日の練習には参加できるとの希望を持っていることを報道陣に話している。

ブリッジオーターはバッカニアーズのディフェンシブエンド(DE)ジェイソン・ピエール・ポールからヒットを受けた際に捻挫した。この接触はそれほどひどくは見えなかったものの、ブリッジウオーターの負傷歴――最も知られたものとしては、あわやキャリア終了となったミネソタ・バイキングスの2016年のキャンプでの膝の負傷――が頭によぎった多くの人々は最悪の事態を想定。しかしながら、幸い、そういった結果は回避できた。

パンサーズ初年度のブリッジオーターのパフォーマンスは励みになるもので、パス330回中238回成功、2,552ヤード、タッチダウン対インターセプトは13対7をマークしている。新攻撃コーディネーター(OC)ジョー・ブレイディの戦術にもよくフィットしており、怖いもの知らずの空中戦によってパンサーズのレシーバー陣は先週にトップ10につけていた。

短期間ながらもXFLで素晴らしい成功を収めたバックアップQBのP.J.ウォーカーは興味深いオプションではあるものの、パンサーズが競争力を保つための最高のチャンスはやはり、ブリッジウオーターがセンターの後ろにいるときにある。

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