ガロポロが来年も49ersのフランチャイズQBだと見るシャナハンHC
2020年11月18日(水) 15:50サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)であるカイル・シャナハンはクオーターバック(QB)ジミー・ガロポロが今季に復帰することに希望を持っており、来年以降もガロポロがフランチャイズQBだと考えているようだ。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』によれば、シャナハンHCは現地17日(火)に「来年もジミーがわれわれの先発QBだと期待している」と語ったという。
「つまり、私は彼が今年にわれわれの元でプレーすることを期待している。まだ6試合残っているからね。まだプレーオフから除外されたわけでもない」
昨年は49ersをスーパーボウルにまで導いたガロポロだが、フランチャイズQBにとどまるかどうかについては徹底した吟味を経ることになる。足首の負傷によって故障者リザーブとされているガロポロは、今のところ負傷で戦線離脱を強いられている多くの49ers先発メンバーの一人だ。今季に足首の別の負傷で4戦を欠場していたガロポロにとって、これはシーズン2度目の足首の負傷だった。
大事な場面でビッグスローを決める力について、シャナハンHCのガロポロへの信頼が不足しているのではないかと評論家たちは指摘してきた。昨年のポストシーズンゲームを見れば、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のディビジョナルラウンドとチャンピオンシップ戦でガロポロは合わせて27回しかパスを成功させていない。また、スーパーボウルでは2回のインターセプトを喫しており、勝敗の行方に大きな影響を与えた。
それにもかかわらず、ガロポロは49ersの先発QBとして22勝8敗(プレーオフで2勝1敗、今季3勝3敗)を記録している。今季6戦ではパス140回中94回成功(67%)、1,096ヤード、タッチダウン7回、インターセプト5回だった。
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