何度かショットガンスナップに失敗し、オフェンスの足並みが乱れてから1週間、ボルティモア・レイブンズはセンター（C）を交代させることにした。

テネシー・タイタンズとのビッグゲームではマット・スクーラがベンチに下げられ、代わってオフェンシブガード（OG）のパトリック・メカリが先発を務めることになると報じられている。スクーラは昨シーズンの深刻な膝のけがから復活したものの、まだ少し影響は残っているのかもしれない。しかし、一度頭をクリアにしてからもう一度ラインアップに戻れる可能性はある。

これに加えてレイブンズはオフェンスを確実に機能させるために、クオーターバック（QB）のラマー・ジャクソンがショットガンでプレーする頻度を減らすかもしれない。過去3試合で2敗を喫したことを受け、やり方を調整することにしたようだ。

第10週のニューイングランド・ペイトリオッツとの試合中、残り7分でスクーラが犯したスナップミスは12ヤードのロスとキードライブの終了につながった。この他にもワイルドキャットフォーメーションでランニングバック（RB）マーク・イングラムへの彼のスナップがワイドになり、プレーは失敗に終わっている。

その前の週にもスクーラは手に切り傷を負い、問題を抱えていた。

今週、レイブンズのコーチ陣は交代の可能性について言葉を濁していたが、スナップの問題について攻撃コーディネーター（OC）のグレッグ・ローマンは次のように言及している。「それは確実に修正しなくてはならない」

ペイトリオッツ戦終了後、ヘッドコーチ（HC）ジョン・ハーボーはスナップの不安定さの一因には雨の影響もあったとしつつ、「これは言い訳ではない――それでもスナップはやらねばならない。彼らは自分たちのスナップをした。だが、それが主な理由だと思う」

スクーラは今週、自身のプレーのせいで家族の元に脅迫めいたメッセージが送られてきたことを公表していた。シーズン終盤に彼が再びラインアップに復帰する可能性は残されている。

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