ミネソタ・バイキングスはいつまでという期限が見えない状態で、攻撃陣が誇る最高の武器なしで戦うことを強いられている。

現地23日（月）、バイキングスはワイドレシーバー（WR）アダム・シーレンがリザーブ／COVID-19（新型コロナウイルス感染症）リストに置かれたことを発表した。

このタイミングがまた良くなかった。第12週にカロライナ・パンサーズとの試合を控えるバイキングス（4勝6敗）は、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）のポストシーズン進出ラインから2ゲーム分遅れている。さらに、シーレンは今季最高のパフォーマンスを発揮していたところで、第11週にダラス・カウボーイズに敗れた試合ではキャッチ8回で123ヤード、タッチダウン2回を記録していた。現時点でシーレンはキャッチでチームをリードし（49回）、レシービングタッチダウン（11回）ではNFL全体でトップに立っている。

今後の検査結果によっては、シーレンが日曜日の前に戻ってくる可能性はある。2度のプロボウラーがプレーできない場合、リーグのリーディングラッシャーであるダルヴィン・クックやセンセーショナルな新人WRジャスティン・ジェファーソンに重責がかかることになる。ジェファーソンはチームベストの848レシービングヤードを記録している選手だ。

1勝5敗でスタートしながらもプレーオフ争いの一角にまで巻き返してきたバイキングスにとって、攻撃陣は主要な懸念事項ではなかった。しかし、シーレンの存在は、昨年にハムストリングの負傷で6戦に欠場していた中でチームが4勝を挙げていた頃に比べ、もっと目立つものになっている。今のバイキングスはできるだけ早いタイミングでのシーレンの復帰を必要としている。

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