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バッカニアーズ戦の勝利で自信を高めるラムズ

2020年11月25日(水) 13:02


ロサンゼルス・ラムズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Mark LoMoglio】

先月、ロサンゼルス・ラムズは静かにNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のランキング上位に浮上していた。現地23日(月)にタンパベイ・バッカニアーズを下した試合は、彼らの2020年で最も強烈な勝利だったかもしれない。

3ポイントのマージンはそれほどでもなかったが、クオーターバック(QB)トム・ブレイディとバッカニアーズを倒したさまはシーズンを通してラムズを追いかけてきた者の心に響いたはずだ。クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフはパス6回中6回成功というパーフェクトな形で試合をスタートし、最終的にはパス51回中39回成功、376ヤード、タッチダウン3回、インターセプト2回で一進一退のバトルを乗り切ってラムズの勝利に貢献している。

ワイドレシーバー(WR)クーパー・カップは今季ベストの成績を記録し、ターゲット13回中キャッチ11回、145ヤードという数字でグリーンベイ・パッカーズのスターレシーバーであるデイバント・アダムスから称賛を受けた。アダムスは試合中、『Twitter(ツイッター)』に「クーパー・カップはリーグで最も過小評価されているレシーバーだ」とつづっている。

カップは試合後、『NFL Network(NFLネットワーク)』のサラ・ウォルシュに「ただ自分であっただけ。自分のやることをやり、自分に求められている範囲から出ないよう気をつけた。俺の周りのみんなのおかげさ。11人全員がいてこそできる。コーチが俺を最高のポジションにおいてくれたし、ただ自分の最大の力を発揮できた」と話した。

「デイバント・アダムスからの言葉は最高にクール。信じられないレシーバーで、彼のことはたくさん見てきた。ものすごく尊敬しているよ」

ただし、WRロバート・ウッズもターゲット15回中キャッチ12回、130ヤード、タッチダウン1回を記録し、ルーキーのWRヴァン・ジェファーソンやランニングバック(RB)キャム・エイカーズさえもそれぞれゴフからタッチダウンパスを受けていた。

ルーキーに触れておけば、セーフティ(S)ジョーダン・フラーのキャリア最初のインターセプト2回が、ハーフタイム前にラムズがわずかにリードする上で役に立っており、後に1スコア差の勝利を固めることにもつながった。結果として、ラムズはNFCのランキング争いで自分たちのすぐ下にいるチームを下している。

フラーは「俺は自分のゾーンにいただけ。QBが俺の方向に投げてきたんだ」とフラーは『Associated Press(AP通信)』に話した。

「俺はただ自分に、“落とすな、落とすな、落とすな”って言ってたよ」

そう、彼は落とさなかった。そして、ラムズは今後の自分たちの順位について他のNFCのチームたちの注意を喚起している。

ベテランタックル(T)アンドリュー・ウィットワースなしで初めてのフルゲームを戦ったラムズは、グラウンドではあまり成果を残せなかったものの、堅実にゴフを守った点では称賛に値する。ゴフは51回のアテンプト中、7回でしかプレッシャーを受けなかった。14%未満というプレッシャーレートはオフェンシブラインにとって非常に素晴らしいものであり、最高のブロッカーなしだったことを考えればなおのこと見事だった。

突如として、ラムズは7勝3敗でNFC西地区のトップタイに躍り出ている。アリゾナ・カーディナルスやシアトル・シーホークスが称賛を受けている間に、ヘッドコーチ(HC)ショーン・マクベイのチームはひそかに活躍していた。過去4戦で3勝を挙げたラムズはちょうど良いタイミングで勢いに乗っており、今後カーディナルス(2試合)およびシーホークスとの3試合を残しているとはいえ、ディビジョンのトップに立つチャンスは十分だと言えるだろう。

ゴフはAP通信のグレッグ・ビーチャムに「はっきり言って、俺たちは自分たちが望むだけ良くなれる。俺たちの前にすべてがある。俺たちが取るべきものすべてがそこにある」と話した。

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