スペシャルチームの強化に向けてコーチ陣を異動するチャージャーズ
2020年11月26日(木) 14:10ロサンゼルス・チャージャーズは第12週の試合に先立ってコーチ陣のテコ入れに乗り出した。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・シルバーが伝えたところによると、ヘッドコーチ(HC)のアンソニー・リンは、スペシャルチームのコーチを務めるジョージ・スチュワートをオフェンシブアナリストに異動させるという。そしてスペシャルチームのコーチには、同チームのアシスタントコーチであるキース・バーンズが昇格するとのことだ。
リンHCをはじめとする他のコーチ陣もスペシャルチームのサポートに当たるとシルバーは加えている。
NFLで長年アシスタントやコーディネーターを歴任してきたスチュワートは、2017年にスペシャルチームのコーディネーター兼アシスタントHCとしてチャージャーズに入団。その前はミネソタ・バイキングスでレシーバーコーチを務めていた。
一方のバーンズはNFLのラインバッカー(LB)として13年間プレー。その後2007年から2012年にかけて6年間デンバー・ブロンコスのスペシャルチームのアシスタントコーチを務め、2013年はコーディネーターとしてワシントン・フットボール・チームで過ごした。2018年にチャージャーズに加わって以来、スペシャルチームのアシスタントコーチの職に就いている。
チャージャーズは今季にパントを3回もブロックされており、そのうちの1回は第11週でのことだ。キッカー(K)マイク・バッジリーの成績は、21回中16回成功とフィールドゴールは振るわず、エクストラポイントも28回のキック中2回を外している。今季のチャージャーズのキックとパントリターンは時に運任せとなっており、稼いだヤード数も月並みだ。
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