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第11週の最優秀選手賞はテキサンズQBワトソン、ラムズWRウッズら

2020年11月26日(木) 15:27

ヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/David J. Phillip】

ヒューストン・テキサンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンがどれくらいすごいかを忘れていた者がいたなら、彼の本当の才能を第11週に思い知らされたことだろう。

ワトソンはこれ以上ないくらいのパフォーマンスでニューイングランド・ペイトリオッツを圧倒し、チームに勝利をもたらした。そしてAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の攻撃部門最優秀選手賞に輝いた。

テキサンズが27対20でペイトリオッツを制した試合でワトソンは、344パッシングヤードをマークし、タッチダウンパスも2回つないでいる。インターセプトはなく、121.9のレーティングを獲得してパス成功率は75.7%を記録した。

ワトソンと共にAFCの週間最優秀選手に選ばれたのは、クリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)オリビーア・バーノンだ。バーノンはブラウンズがフィラデルフィア・イーグルスに22対17で勝利した現地22日(日)の試合で数々の見せ場を作り出した。バーノンはサックを3回達成し、そのうちの1回はセーフティとなっている。さらにタックル5回とパスディフェンス1回を量産した。

第11週で最もビッグな試合の1つとなったのは、インディアナポリス・コルツが34対31でグリーンベイ・パッカーズを倒した試合だ。AFCのスペシャルチーム最優秀選手賞が送られたキッカー(K)のロドリゴ・ブランケンシップは、延長戦で39ヤードのキックを決めて勝利を決定的なものにした。ブランケンシップにとってこれはこの日4度目のキックとなっており、エクストラポイントも2回決めて合計14点分の働きをしている。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のオフェンス部門最優秀選手賞を獲得したロサンゼルス・ラムズのワイドレシーバー(WR)ロバート・ウッズは、相手ディフェンスを前に隙のない見事なプレーを披露し、月曜日の夜にタンパベイ・バッカニアーズから27対24で勝利をつかみ取った。ウッズはキャッチ12回で130ヤードを稼ぎ、タッチダウンも1回決めて勝利に大きく貢献している。

カロライナ・パンサーズのDEブライアン・バーンズは、最も将来有望なパスラッシャーの1人として早くもその頭角を現し、NFCの守備部門優秀選手賞にふさわしいパフォーマンスを見せた。パンサーズは20対0でデトロイト・ライオンズに対して完封勝利を挙げており、バーンズはタックル5回、サック2回、タックルフォーロスとパスディフェンをそれぞれ1回ずつ記録した。

日曜日にワシントン・フットボール・チームが20対9でシンシナティ・ベンガルズを大差で下した試合で絶好調だったワシントンのパンター(P)トレス・ウェイは、5回のパントの平均が50.4ヤード(46.6ネットヤード)となり、そのうちの3回は敵陣20ヤードより深いところに届いている。このプレーを評されてNFCのスペシャルチーム最優秀選手賞を手にした。

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