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ライオンズの将来について「その日その日に集中している」とHCパトリシア

2020年11月27日(金) 15:52

デトロイト・ライオンズのヘッドコーチ(HC)マット・パトリシア【AP Photo/Paul Sancya】

直近5試合のうち4試合を落としたデトロイト・ライオンズのヘッドコーチ(HC)マット・パトリシアはその職責を問われている。

ライオンズがサンクスギビングゲームでヒューストン・テキサンズに41対25で負けを喫する以前に、この第12週で結果を出さなければパトリシアHCは一段と追い詰められることになると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは報じていた。

シーズン序盤には3勝3敗だった戦績が4勝7敗まで落ち込んだライオンズのリーダーとして、パトリシアHCは当然聞かれるであろう将来についての質問に答えている。

「私は毎日ロッカールームにいる選手たちのことを考え、選手たちの成功のためにできる限りの努力をしている」とパトリシアHCは話した。「それ以外のことは考えていないし、心配していない。みんなが成功できるようにし、チームが勝てるように、毎日自分にできる最高の仕事をしようとしている」

シカゴ・ベアーズと対戦する第13週もHCとして指揮を執るつもりでいるかと単刀直入に聞かれた際にパトリシアHCは、先のことではなく目の前にあることに集中していると改めて強調した。

「その日その日に集中している。それは変わらない」とパトリシアHCは述べた。

今シーズンに先立ち、パトリシアHCとジェネラルマネジャー(GM)のボブ・クインには明確な目標が与えられていた。12月に有意義な試合ができるようにライオンズを導くこと。しかしながら、今のところその可能性は急速に手の届かぬものになっている。

11月の試合結果は合計71得点に対して122失点となっている。そればかりか、インディアナポリス・コルツとミネソタ・バイキングスとの試合では得失点差が2桁におよび、カロライナ・パンサーズ戦に至っては20対0という惨敗振りだ。ライオンズはやや人手不足で疲弊しているとはいえ、攻守双方の陣営にはまだ努力が足りていないようである。

対戦したテキサンズがHCの交替によってチームが若返ったように見えたのも、第12週でのライオンズの不調を引き立てる要因となった。ライオンズの立て直しには、テキサンズと同様の追放が必要となるかもしれない。

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