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第12週の敗戦を受けてジャガーズがGMコールドウェルを解任

2020年11月30日(月) 10:09


デビッド・コールドウェル【Logan Bowles via AP】

1勝10敗のシーズンを送っているジャクソンビル・ジャガーズのオーナーであるシャヒド・カーンが行動を決意した。最初の動きはジェネラルマネジャー(GM)の解雇だ。

現地29日(日)、ホームで行われたクリーブランド・ブラウンズとの試合を27対25で落としたジャガーズは、8シーズンにわたってチームの人事部門を束ねてきたデビッド・コールドウェルをGMから退けたことを発表。この決断はカーンにとってはシンプルだった。チームは同じ道をたどったところでこれまで以上の結果を期待できるほど良い状況にはないとカーンは述べている。

カーンは声明にて「GMとしてのジャクソンビル・ジャガーズへの貢献に感謝を伝えるべく、デビッド・コールドウェルに会った。デイブはジャクソンビルに勝利をもたらすために格別の力を添えてくれたものの、残念ながら彼の努力がわれわれのファンにふさわしいような、そして、われわれの組織が期待するような結果によって報われることはなかった。われわれのフットボールオペレーションは新たなリーダーシップを必要としている。われわれはそれを、2021年に新たなGMという形で得るだろう」とコメントした。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、今季の残る期間ではトレント・バールケが暫定GMを務める見込みだと報じている。

NFLネットワークのトム・ペリセロによれば、カーンはジャガーズのヘッドコーチ(HC)であるダグ・マローンとそのスタッフに、シーズン末までその立場が揺らぐことはないと伝えたという。コールドウェルは『Twitter(ツイッター)』でカーンとジャガーズファンへの感謝を伝え、自身のチーム離脱を認めている。

「デュバルでの私の時間に終わりが来た。この厳しい時期にチームと共にいてくれたファンに感謝している。この素晴らしい街にロンバルディトロフィーを持ち帰るべく、私は本当に努力してきた。GMとしてのチャンスをくれたカーン氏に感謝しつつ、達成できなかったことを申し訳なく思っている」

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