NFLは引き続き新型コロナウイル（COVID-19）のプロトコルに反したチームに対して経済的および競技上の処罰を講じている。

ニューイングランド・ペイトリオッツはプロトコル違反を犯したとして35万ドル（約3,640万円）の罰金を科されたと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えている。10月にクオーターバック（QB）のキャム・ニュートンをはじめとする複数の関係者が検査で陽性反応を示した結果、とりわけ第4週に予定されていたカンザスシティ・チースフ戦を延期させたことがこの処罰の対象になっているとのことだ。

一方のニューオーリンズ・セインツは50万ドル（約5,200万円）の罰金処分を受け、7巡目指名権を差し引かれている。タンパベイ・バッカニアーズと対戦した第9週の試合後に、マスクを着用せずにロッカールームで勝利を祝ったことに対する罰だとラポポートは報じた。さらにセインツは、マスクを着用せずにミーティングも行っていたという。

セインツがプロトコルに反したのはこれが初めてではない。リーグはシーズン序盤にセインツとラスベガス・レイダースの組織に対して25万ドル（約2,600万円）、ヘッドコーチ（HC）のショーン・ペイトンとジョン・グルーデンにもそれぞれ10万ドル（約1,040万円）の罰金を科している。第2週に行われたマンデーナイトフットボールで両チームはフェイスカバー着用のプロトコルに従っていなかった。

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