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第12週の試合に向け、レイブンズにピッツバーグへの移動許可

2020年12月02日(水) 09:48

ボルティモア・レイブンズ【NFL】

いざ、ハインツ・フィールドへ。

現地3日(水)15時40分【日本時間4日(木)5時40分】から行われるピッツバーグ・スティーラーズとの第12週の対戦に向け、移動には“問題なし”との判断がボルティモア・レイブンズに下されたと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが火曜日の午後に伝えた。

レイブンズ内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のアウトブレイクが発生したことから、当初はサンクスギビングデーの木曜日に実施されるはずだった試合は3度にわたって日程変更された。最初に日曜日に変更されたのに続き、火曜日に延期され、さらに水曜日まで日程が移動している。

リーグが3度の延期を決断したのは、追加のウイルス検査のための日程を設け、レイブンズの選手が練習する時間を作るためだったとペリセロは月曜日に報じている。レイブンズは月曜日にチーム施設を再開し、ウオークスルーを実施。火曜日には出発前にもう一度ウオークスルーを行う予定だった。

火曜日にレイブンズ内でリザーブ/COVID-19に追加された選手はいなかった。また、ディフェンシブタックル(DT)ブランドン・ウイリアムスやクオーターバック(QB)トレース・マクソーリーをはじめとする4名の選手がこのリストから復帰している。コーナーバック(CB)タボン・ヤングとカリル・ドーシーも復帰したものの、2人についてはすでにシーズン終了となるけがを負っており、故障者リザーブ(IR)リストに戻った形だ。

月曜日には、レイブンズの4人の選手がリザーブ/COVID-19リストから外れたものの、新たにリスト入りした選手も4名いた。

レイブンズがテネシー・タイタンズと対戦したシーズン第11週の試合以来、21名のレイブンズの選手がリザーブ/COVID-19リストに置かれ、現時点では15名がリスト上にいる。

試合が水曜日に移されたため、レイブンズはランニングバック(RB)マーク・イングラムやJ.K.ドビンズを出場させることが可能になった。検査で陽性だった2人の10日間の隔離期間が終了するためだ。ペリセロは2人とも実際にプレーするかは不明であり、隔離のためにチームの飛行機にも乗っていなかったと指摘している。QBラマー・ジャクソンは他のメンバーと共に今も除外されている。

NFLは両チームに、リストの異動の締め切りは東部時間2日(水)12時30分だと通達している。

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