当分の間、ロサンゼルス・チャージャーズとロサンゼルス・ラムズが州外に出たサンフランシスコ・49ersと同じ道を歩むことはなさそうだ。

カリフォルニア州サンタクララ郡が新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に関連する規制として3週間にわたってコンタクトスポーツを禁止したのを受け、本拠地での練習や試合ができなくなった49ersはアリゾナ州マリコパ郡グレンデールに拠点を移すことを強いられている。カリフォルニア州の他の二つのNFLチームであるチャージャーズとラムズが、それに続くのではないかと見られていた。

しかし、リーグの関係者が『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロに語ったところによれば、NFLはチャージャーズとラムズがロサンゼルスでプレーすることを“進めていく”という。また、リーグはカリフォルニア州の地元自治体や州当局と連絡を取り合っているとペリセロはつけ加えた。

チャージャーズとラムズはロサンゼルス郡にあるSoFiスタジアムでプレーしている。ラムズは練習もロサンゼルス郡（アゴウラヒルズ）で行っている一方、チャージャーズの練習はオレンジ郡コスタメサで行われている。いずれの地域もサンタクララ郡が設けたような複数週にわたるコンタクトスポーツ禁止措置を取っておらず、州としてもそういった対策は講じられていない。

現地6日（日）の試合を含め、チャージャーズとラムズはそれぞれ3試合のホームゲームを残している。

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