キャッチ失敗の増加に安定したプレーを求めるスティーラーズHCトムリン
2020年12月09日(水) 14:48
ヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンが指揮を執るピッツバーグ・スティーラーズはもう無敗のチームではなくなった。そして、スティーラーズは突如、キャッチの面で不安定なチームになっている。
ワシントン・フットボール・チームに驚きの敗北を喫したマンデーナイトの試合で、スティーラーズのパスキャッチャーは8つのパスを落とした。スティーラーズが6つ以上のパスを落とすのはこれで2戦連続になる。スティーラーズは次第にパスゲームに頼る部分が大きくなっており、特にランニングバック(RB)ジェームズ・コナーが不在になってからはその傾向が強まっているため、この問題は新たに発生した懸念すべきものだ。クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーは過去4戦のそれぞれで少なくとも40回のパスを投じた。そして、マンデーナイトのスティーラーズはランでわずか21ヤードにとどまっている。
パスの増加は、そのチームがコンスタントにキャッチを成功させられるなら良いことだ。だが、ターゲットがオープンになっているとき、スティーラーズは掘り出し物を手にできずにいる。
「ボールをキャッチするか、そうでないならキャッチできる者と交代するかだ」とトムリンHCは現地8日(火)に述べた。
「私はルーティンのプレーをルーティンに沿って完了することを期待している」
「とにかく、われわれが十分ではなかった」と攻撃陣の苦戦について語るトムリンHCは「何か一つの識別できる問題ならば、それをはじき出せばいい」と続けた。
突然、問題を抱えることになった遠因には、イレギュラーなスケジュールが挙げられるだろう。しかし、トムリンHCはそれを言い訳にすることを拒否している。
「しっかりしとしたユニットで、十分な力があるユニットならば、イレギュラーなスケジュールや選手の不在を受け止め、奮起できる」とトムリンHCは『ESPN』のブルック・プライアーに語った。
スティーラーズの攻撃コーディネーター(OC)であるランディ・フィクトナーには今、残り4試合でこの新たなパズルを解くというタスクが課せられている。
プレーコールの方法を変更することを検討するか尋ねられたトムリンHCは「その通り。われわれがかつての滑らかさを取り戻すために役立つものであれば、何に対してもオープンだ。利用可能な選手が変わっても流動性を保たなければならない。われわれはもっと堅実な集団になる必要がある」と話した。
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