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ベンチに下げられたWRジョンソンは「適切に応じた」とスティーラーズHCトムリン

2020年12月17日(木) 11:36


ピッツバーグ・スティーラーズのディオンテ・ジョンソン【AP Photo/Matt Durisko】

ピッツバーグ・スティーラーズのヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンは先週に、キャッチミスを繰り返すレシーバーはベンチに下げると脅しを入れていた。

そしてバッファロー・ビルズと対戦したサンデーナイトフットボールでチームトップのワイドレシーバー(WR)ディオンテ・ジョンソンは試合序盤で2度もボールを取り損ね、ドライブを潰している。このミスによってジョンソンは今季に合計12回のパスドロップを記録し、NFL内で最多を数えた。

見かねたトムリンHCはジョンソンをベンチに下げ、前半いっぱいは出場させなかった。スティーラーズは最終的に26対15でビルズに負けている。

トムリンHCは「彼は適切に応じたと思う」と『Pittsburgh Tribune-Review(ピッツバーグ・トリビューン・レビュー)』に話した。「ふてくされたりせず、次の機会を待った。そしてそれが来た時にはしっかりと仕事をしてくれた」

試合に戻ったジョンソンは後半で3回のキャッチを成功させて40ヤードを稼ぐ。参加した28回のスナップは今シーズンの試合で最も少ないものだった。

直近3試合のうち2試合でジョンソンが稼いだレシービングヤードは47ヤードを切っており、スティーラーズのオフェンスと共に思い通りの結果が出せていない。12月に入ってからの3試合の得点はすべて20点以下だ。ジョンソンはスティーラーズの最もダイナミックな武器を象徴しており、彼なしのオフェンスは泥沼にはまっているようなものだ。

トムリンHCはジョンソンをベンチに下げたものの、今後も彼のプレー時間を制限するつもりはないようだ。

「われわれは前に進む」とトムリンHCはコメントしている。

次のマンデーナイトでは哀れなシンシナティ・ベンガルズと対戦する。ベンガルズのディフェンスはリーグ最下位に位置しており、ダラス・カウボーイズのクオーターバック(QB)アンディー・ダルトンに好き放題やられたばかりだ。そんなディフェンスを相手にQBベン・ロスリスバーガーとジョンソン率いるスティーラーズのオフェンス陣がこのままスランプから抜け出せないのであれば、ピッツバーグはパニックに陥るだろう。

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