テキサンズとライオンズがルイス・リディックとGM職の面談
2020年12月17日(木) 12:35ジェネラルマネジャー(GM)の有力候補であるルイス・リディックが面接を受け始めている。
『ESPN』で“Monday Night Football(マンデーナイト・フットボール)”のアナリストを務めているリディックは現地16日(水)にヒューストン・テキサンズと、金曜日にデトロイト・ライオンズと面談する予定だと、情報筋の話を元に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えていた。
テキサンズは水曜日にリディックと面接を行ったと発表している。
元セーフティ(S)のリディックは6シーズンで94試合に出場した後、フロントオフィスの仕事に就いていた。
リディックは2001年にワシントンでプロスカウトの仕事を開始し、2005年から2007年はプロ人事の責任者を務めた。2008年に再びプロスカウトとしてフィラデルフィアへ移り、2010年から2013年はプロ人事部門の責任者に就任している。
その後、リディックは放送業界に活躍の舞台を移す。過去数シーズンでGM候補として注目を集め、今回の雇用サイクルではホットターゲットとなっている。
テキサンズにおいて、リディックは今季4試合が終了した時点でGMとヘッドコーチ(HC)の任を解かれたビル・オブライエンの後任候補として見られている。テキサンズはフランチャイズクオーターバック(QB)のデショーン・ワトソンを擁しているが、今季はレアミー・タンシルのトレードの影響で1巡目と2巡目指名権がなかった。
これまでにGMの経験がないリディックは、初めての重要な雇用において経験の浅いGMとHCをペアにしない意向を表明していたライオンズの新オーナーであるシェイラ・フォード・ハンプにとって興味をそそる選択肢になるだろう。
ライオンズはリディックの他に、元テキサンズGMのリック・スミスとの面談を計画している。このインタビューは来週に実施される見込みだとラポポートは伝えた。
テキサンズもライオンズも、現時点で他の31チームのいずれかと契約を結んでいる候補者と面談することはできない。
この制限によって、リディックをはじめとする現在NFLチームで働いていない人物にチャンスが与えられている。
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