第55回スーパーボウルに先立ち、NFLは医療従事者らに敬意を示す方法を検討している。

現地16日（水）、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルはタンパのスーパーボウル開催委員会の会長であるロブ・ヒギンズに文書を送り、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミックにおいて戦いの最前線に立っている医療従事者に敬意を示したいとのリーグの意向を伝えた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが取得した文書にて、グッデルは「われわれは本日のリーグミーティングにおいて、このパンデミックにおける医療従事者の比類ない尽力に敬意と感謝を示すエキサイティングな案を含め、第55回スーパーボウルについて話し合う計画であることをお知らせしたい」とつづっている。

「また、この機会を利用してワクチン接種と適切な健康習慣の重要性、公共の場でのマスク装着の重要性を促進したい」

「現在、われわれはワクチンを接種した医療従事者をゲストとして招待したいという意向についてスーパーボウル公衆衛生当局と話し合っている。彼らの承認と、貴方のチームの助言次第で、われわれはこれを安全で責任ある方法で行うことを目標としている」

「この1年、これらの最前線にいる従事者が自身の命をリスクにさらして社会に貢献してきたのをわれわれは承知しており、今の恩恵は彼らのおかげだ。また、彼らがこれからの数カ月においても、病人をケアし、ワクチンを打つために引き続き重要な役割を果たしていくことが分かっている。われわれはより素晴らしく健康な1年に向け、何らかのささやかな方法でこのイニシアティブがわれわれの国を刺激し、真のアメリカの英雄たちが認識されることを望んでいる」

第55回スーパーボウルは現地2月7日（日）[日本時間2月8日（月）]にタンパベイのレイモンド・ジェームス・スタジアムで実施される。

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