NFLオーナーたちが17試合にした場合のスケジューリング手順を承認
2020年12月17日(木) 15:53レギュラーシーズンを17週とする案はまだ合意に至っていないが、リーグが適切だと判断した際には実現するだろう。
リーグのオーナーらは現地16日(水)に開かれたバーチャルミーティングで2021年のレギュラーシーズンを17週にする案の投票を行わなかったものの、NFLが17試合目をスケジュールに組み込んだ場合のスケジューリングの手順については合意している。これにより、こういった変化に先立って、オーナーらの合同の承認は取れている形となった。この合意は『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが水曜日に取得した決議にてまとめられている。
レギュラーシーズンが17試合になった場合のスケジューリングの手順は、前年度の“ディビジョン順位に基づくカンファレンス間のマッチアップ”になり、毎年AFCとNFCの各1地区が当たっていく現在のスケジュールと同じような“ディビジョンベースでのローテーション”によって回っていくという。
3月に批准された新CBA(団体労働協約)は、2021年は全17試合に拡大する選択肢をオーナーらに与えていた。
水曜日、NFLコミッショナーのロジャー・グッデルは報道陣に、将来のテレビや関連メディアとの契約の重要性を指摘しつつ、リーグは提案されたスケジュールをまだ実装していないと語っている。
「そこに力を入れるべく、われわれは投票を行わなかった。明らかに、将来のメディア契約と関係してくる」とグッデルは話した。
こういった契約はいまだ交渉中であり、試合の追加は最終的な合意内容を詰める上で一つの検討材料になる可能性がある。オーナーたちの決断は“競技上の公平さを促進し、質の高いマッチアップを通して価値を高めるとともに、スケジューリングプロセスの客観性を維持することを目標として”、リーグのメディア委員会および競技委員会の助言に従って下されたという。
試合数の増加はもうすぐ現実のものになろうとしている。シーズンをより面白いものにするであろうこの変更は、まだ公式なものとなっていない。・・・今のところは。
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