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WRメットカーフとの再戦に意気込むCBラムジー

2020年12月25日(金) 14:14

シアトル・シーホークスのD.K.メットカーフとロサンゼルス・ラムズのジャレン・ラムジー【AP Photo/Ashley Landis】

ジャレン・ラムジー対D.K.メットカーフ。

NFLにおいてこれを上回るバトルは少ない。そして、ロサンゼルス・ラムズとシアトル・シーホークスが現地27日(日)に対戦するとき、ファンは再びこの巨人たちの激突を目にするだろう。

多くの試合でそうだったように、初めてプロボウルに選出されたメットカーフを止めるにはチームの総力が必要になる。しかし、ラムジー本人が木曜日に述べたように、今週末にメットカーフをスローダウンさせる役割の多くは、4度のプロボウラーとなったラムジーの肩にかかってくるだろう。

ラムジーは『The Athletic(ジ・アスレチック)』に「俺はこういう対戦のために生きてきた。俺は彼みたいなやつを止めるためにここに来たんだ」と話した。

再びメットカーフをカバーすることになるか尋ねられたラムジーは、ジョークめかして“かもね”と答えている。シーホークスとラムズが対峙した第10週の試合で、ラムジーはまさにこの仕事を完遂していた。

『Pro Football Focus(プロフットボール・フォーカス)』によれば、ラムジーはメットカーフのルートの77.1%に立ちはだかったという。これは今季にワイドアウトに対して記録してきた中で最高の数字だった。そして、2回のターゲットで許したキャッチは0回(!)だった。

リーグにやってきて以来、どんなチームが相手でもその最高のレシーバーをシャットダウンする能力で知られたラムジーは、プロボウルのファン投票でコーナーバックのトップ10に選ばれなかったことが「ショック」だったとコメントしている。

ラムジーは自分の驚きを同輩たちへの否定的な態度だと受け取ってもらいたくないと強調したが、ラムジーがカバレージ中に許したパスの成功率でトップ5につけていることや、メットカーフやディアンドレ・ホプキンス、ステフォン・ディッグスといった相手をカバーしていることを考えれば、驚いてしまう気持ちも理解できる。

第16週の試合で勝てば、シーホークスは2016年以来のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区タイトルを手にすることになる。ラムズが勝てば、プレーオフ進出が決まるのに加え、地区制覇の望みもつながる。

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