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新型コロナのクラスター問題でレイブンズに2,590万円の罰金

2020年12月28日(月) 02:12


ボルティモア・レイブンズ【NFL】

ボルティモア・レイブンズはチームを襲った新型コロナウイルス感染症(COVID-19)問題を乗り越え、今やリザーブリストには1名の選手もおらず、プレーオフ進出の可能性を残している。

その中において、レイブンズのチーム内で発生したクラスター問題の調査が終了し、NFLは処分を下した。

情報筋の話によれば、レイブンズは25万ドル(約2,590万円)の罰金を科せられたものの、ドラフト指名権への影響は免れたようだ。高額の罰金はニューイングランド・ペイトリオッツが受けたものと同じだが、テネシー・タイタンズの35万ドル(約3,620万円)よりは少ない。

一方で、クオーターバック陣が1試合を欠場するに至ったデンバー・ブロンコスの場合はNFLから罰金を科せられることはなかった。その理由はブロンコスが独自の規律を選手に課しており、組織としての怠慢が確認されなかったためだ。ブロンコスのプロトコルは健全だと判断された。

レイブンズはおよそ10日の間に20名以上の選手がリザーブ/COVID-19リストに入る事態に陥り、その中にはQBラマー・ジャクソンも含まれていた。チームは症状を報告せず、また常時マスクの着用を怠ったストレングスコーチのスティーブ・サンダースを停職処分としている。

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