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新人QBのタッチダウンパス記録を更新したチャージャーズのハーバート

2020年12月28日(月) 07:57

ロサンゼルス・チャージャーズのジャスティン・ハーバート【AP Photo/Kelvin Kuo】

ベイカー・メイフィールドのルーキースタンダードが打ち破られた。

というのも、ロサンゼルス・チャージャーズの新人クオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートがメイフィールドの打ち立てた1シーズンにおける新人QBのタッチダウンパス記録を塗り替えたのだ。

シーズン第16週のサンデーゲームが行われた現地27日(日)、デンバー・ブロンコス戦の第2クオーターに、ランニングバック(RB)オースティン・エケラーに通したタッチダウンパスがハーバートにとって今季28回目となり、2018年にNFLデビューしたメイフィールドの27回を上回って単独首位に躍り出た。

ラスベガス・レイダースと対戦した前週の試合で2タッチダウンを挙げていたハーバートはブロンコス戦を前に、すでにメイフィールドの27回に並んでいた。

ハーバートの輝かしいルーキーシーズンは第2週に対決したチーフスとの試合前にチャージャーズのQBタイロッド・テイラーが負傷したことで偶然にスタートした。2020年NFLドラフト全体6位指名でチャージャーズ入りしたハーバートはそれ以降の試合にすべて先発出場しており、メイフィールドもまた、2018年にドラフト1位でクリーブランド・ブラウンズに加入後、当時ブラウンズに所属していたテイラーが負傷したことで司令塔の役目を引き継いだ。メイフィールドの場合は同年のシーズン第3週に負傷退場したテイラーに代わって出場し、シーズン第4週から先発としてのルーキーイヤーをスタートさせた。

好パフォーマンスを発揮するハーバートの活躍はチャージャーズがこれからしばらくの間、先発クオーターバックを確保したことも意味する。