ワシントン・フットボール・チームはクオーターバック（QB）ドウェイン・ハスキンズと袂を分かつにあたり2021年まで待てなかったようだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが現地28日（月）、情報筋の話としてワシントンが元ドラフト1巡選手のハスキンズをリリースしたと報道。

前日に行われたシーズン第16週の試合を受けて今季2度目となる3番手QB降格となったハスキンズを、ワシントンは単にロースターから外すのではなく、放出する道が最善だと判断したようだ。ハスキンズはウェイバーにかけられる。

その後、ワシントンもこのニュースを認め、ヘッドコーチ（HC）ロン・リベラは声明の中で次のように説明した。

「本日午後、ドウェインと面談し、リリースする意向を伝えた。彼には、別々の道を行くのが双方にとって利益のあることだと考えているとも話した。過去2シーズンにわたるドウェインの貢献に感謝するとともに、今後の活躍を願っている」

『ESPN.com』によると、ハスキンズは『Twitter（ツイッター）』のプライベートアカウントに「WFT（ワシントン・フットボール・チーム）での時間は終わってしまった。自分のルーツとなったチームのためにプレーする機会を与えてくれたチームやファンに感謝している。NFLのQBとしての基準を満たせなかった責任はすべて自分にある。今回の経験を得て、もっと素晴らしい人になり、さらに優れた選手になれると思っている」とつづっていたという。

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