コルツWRヒルトン、QBリバースとともに残留を希望
2021年01月02日(土) 21:18インディアナポリス・コルツの2020年シーズン最終章がどんな展開になるかはまだ分からない。だが、ベテランワイドレシーバー(WR)のT.Y.ヒルトンは早くも、クオーターバック(QB)のフィリップ・リバースとともに2021年に続編が書き記されることを願っている。
31歳のヒルトンはシーズン後にフリーエージェントになる予定だが、コルツでキャリアを終えたいと考えている。
「俺はここにいたい」と彼は『Indy Star(インディ・スター)』に語った。「でも、(契約延長には)2人の当事者がいる。決めるのはオーナーのジム・アーセイとジェネラルマネジャー(GM)のクリス・バラードだ。俺としては、コルツにいたいと思っているよ」
今シーズンはスロースタートを切ったヒルトンだったが、ここ数週間は火を噴いた。高速ワイドアウトの過去5試合の成績は、24回のキャッチで408レシーブヤード、タッチダウン4回となっている。
ヒルトンとリバースの化学反応がうまくはまった結果、コルツは第17週のジャクソンビル・ジャガーズ戦で勝利し、ランキングで上にいるチームのどこかが敗れれば、プレーオフ進出のチャンスがある。
リバースは最近、これが自分にとって最後の試合になるのではないかと口しており、コルツでのプレーも最後かもしれないと述べているが、ヒルトンにはチームを去る考えはないようだ。
「ああ、一切ないね」とヒルトンは述べた。「俺はただフィールド上で自分のゲームをする。何が起ころうと、なったらなった時だ」
NFLで9年目のシーズンを過ごしているヒルトンにはコルツ以外のチームでプレーする気はないようだ。
「どんな契約になるにしろ、次にサインするのが最後になる」と彼は述べた。「2年だろうが、3年だろうが、4年だろうが関係ない。次の契約が終わったら、それでおしまいだ」
今シーズンの調子を維持できるように、ヒルトンはせめてあと1年、チームがリバースを残してくれないかと願っている。
「俺にとっては間違いなく、彼が来て最高の仕事をしてくれるようになってからすごくいい状態になった。だから、彼を手放すなんてばかげている」とヒルトンは言う。
ヒルトンとリバースの未来はオフシーズン中にバラードが下さねばならない2つの重大な決断だ。しかし、彼らはまずシーズンが1月に入ってからこの先も続くのか、それとも失意の終わりを迎えるのかを日曜日に知ることになる。
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