バイキングスWRジェファーソン、フィナーレでルーキー記録達成を目指す
2021年01月04日(月) 01:11ミネソタ・バイキングスにとって今シーズンは大半が落胆の日々だった。
1試合を残し、バイキングスはすでにプレーオフ争いから脱落しており、2014年以来の負け越しを経験した。
それでもハイライトはあった。中でも最も輝いたのはルーキープロボウラーとなったジャスティン・ジェファーソンのプレーだろう。
2020年NFLドラフトで全体22位指名を受けたジェファーソンは、優秀なルーキーワイドレシーバー(WR)クラスの中でベストとなり、最終戦で111ヤードを稼げばルーキーとしてのレシーブヤード記録を更新できる。
ジェファーソンは1年目でここまで1,267ヤードを獲得しており、これは歴代4位にあたる。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、前にいるのはオデル・ベッカム(2014年ニューヨーク・ジャイアンツ、1,305ヤード)、ランディ・モス(1998年ミネソタ・バイキングス、1,313ヤード)と記録保持者のアンクワン・ボールディン(2003年アリゾナ・カーディナルス、1,377ヤード)となっている。
失うものの少ないデトロイト・ライオンズとの試合で、ジェファーソンが対峙(たいじ)するのは全体30位のパスディフェンスだ。
ライオンズのディフェンスは元々シーズンの大部分で苦戦してはいたが、最近は完全に穴だらけの状態だ。
タンパベイ・バッカニアーズのWRマイク・エバンスは第16週にライオンズから181ヤードを奪っており、これは過去6試合のライオンズ戦でワイドアウトが記録した5回目の100ヤード超えだった。その5試合のうち4試合でレシーバーは111ヤード以上を獲得しており、ジェファーソンが記録を達成するためにはそれに続かなければならない。
彼はここまで100ヤードゲームを6回達成しており、111ヤードを超えたことが4回ある。
前評判の非常に高かったルーキーWRクラスでジェファーソンの指名は5番目だったが、それがトップパフォーマーに化けた。少なくともレシーブヤードに関して、スーパーボウル時代で1番のルーキーレシーバーになるために、彼にはあと1試合が残されている。
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