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カウボーイズOCムーアが3年間の契約延長に同意

2021年01月04日(月) 01:58


ダラス・カウボーイズのケレン・ムーア【Ric Tapia via AP】

日曜日の午後にビッグゲームが待ち受けるダラス・カウボーイズだが、現地2日(土)の夜、チームは未来に向けて大きな一歩を踏み出した。

カウボーイズは攻撃コーディネーター(OC)のケレン・ムーアと3年間の契約延長に同意したことを発表している。ムーアは2017年シーズンでNFLを引退し、2018年にコーチングスタッフの仲間入りをしていた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、“太っ腹”な契約の期間は3年とのことで、これによりムーアが母校のボイシ州立大学のヘッドコーチ(HC)に就任するといううわさにはひとまず終止符が打たれると述べている。

「ダラス・カウボーイズのOCとして残れることにとても感激している」とチーム発行の声明でムーアは述べた。「ボイシ州立大学のHC職については検討を終えた。ボイシ州立大学のことは大切に思っている。私のルーツはそこにあり、いつかまたプログラムの一員になれることを願っている」

「われわれはここダラスで特別な何かを作ろうとしている。この特別な選手たちのコーチをする機会を私に与えてくれたジョーンズ家とマイク・マッカーシーに感謝したい。全てを1つにまとめ、仕事を完成させるのがとても楽しみだ」

第5週にクオーターバック(QB)ダック・プレスコットがけがによりシーズン終了となってから大きなスランプに陥ったものの、カウボーイズは3連勝してプレーオフを懸けた第17週のニューヨーク・ジャイアンツ戦を迎えている。

オフェンスの采配に定評あるムーアが鍵となる調整を施したことにより、最近のオフェンスのプレーは一段上昇したばかりでなく、フランチャイズに新たな息吹を呼び込んだ。

QBアンディー・ダルトンの指揮と、ランニングバック(RB)エゼキエル・エリオット、そして強力なレシーブ陣――ワイドレシーバー(WR)のアマリ・クーパー、マイケル・ガラップ、シーディー・ラム――によって、カウボーイズは過去3試合で毎回30点以上を挙げており、第16週にはフィラデルフィア・イーグルスに20点差で勝って、ポストシーズンに可能性を残した。その試合で彼らは合計513ヤードを獲得しており、プレスコットを失ってからの最多を記録している。

NFLで6年間の現役生活を終えた後、ムーアはHCジェイソン・ギャレットの下でQBコーチを1年務め、2019年にOCに昇進した。

昨年1月にチームがギャレットの契約を更新しないと決めた後も、ムーアはマッカーシーによって残されている。

プレーオフ進出はならなかったものの、カウボーイズは2019年にトータルオフェンスで1位(1試合平均431.5ヤード)にランクインし、プレスコットもキャリアベストの成績でシーズンを終えた。今年は同カテゴリーで現在12位(1試合平均376.1ヤード)となっている。

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