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パッカーズがNFC第1シードに、QBゴフ復帰に期待するラムズ

2021年01月04日(月) 11:17


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Nam Y. Huh】

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)からスーパーボウルへ至る道は、ランボー・フィールドを経由する。

シーズン第14週以来、NFCのトップシードがほぼ手中にあったグリーンベイ・パッカーズが現地3日(日)にシカゴ・ベアーズを35対16で下し、各カンファレンスに一つしかないプレーオフ第1試合免除のチームとなった。ベアーズは敗北したものの、ロサンゼルス・ラムズがアリゾナ・カーディナルスを退けてプレーオフスポットを獲得したため、ベアーズもポストシーズンに駒を進めている。

今回の動きによって、ライバルたちは冷たいウィスコンシンの冬と苛烈なパッカーズ(13勝3敗)に直面することになった。パッカーズは6連勝を記録してポストシーズンに臨む。また、2020年シーズンのパッカーズはホームで7勝1敗だった。

ラムズがプレーオフに戻ってくるのは2019年2月開催の第53回スーパーボウル以来となる。

レギュラーシーズン最終週に補欠のクオーターバック(QB)ジョン・ウォルフォードが初めてのNFLゲームに挑戦するという状況ながらも、ラムズはライバルのカーディナルスを下してプレーオフへの切符をつかんだ。カーディナルスが敗北したことを受け、ベアーズがプレーオフスポットを獲得している。

ラムズ(10勝6敗/第6シード)はプレーオフの最初のラウンドを見据え、QBジャレッド・ゴフの復帰を望んでいることだろう。ゴフは骨折と脱臼に見舞われた右指の手術を先週の月曜日に行っている。

ベアーズ(8勝8敗)はパッカーズに敗れて3連勝の流れが断ち切られながらも、1年の不在期間を経てプレーオフの舞台に戻っている。第7シードになったベアーズはニューオーリンズ・セインツ(第2シード)の本拠地を訪れる予定だ。

NFCで残るたった1つのプレーオフスポット(第4シード)は、ワシントン・フットボール・チームがフィラデルフィア・イーグルスに勝利した場合はワシントンの、そうでなければワシントンの敗北によってNFC東地区優勝を果たすニューヨーク・ジャイアンツのものになる。この争いの勝者が、第5シードのタンパベイ・バッカニアーズをホームに迎えることになる。

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