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イーグルスの最終戦に触れ、ジャイアンツは「試合に無礼をしない」とジャッジHC

2021年01月05日(火) 18:50

ニューヨーク・ジャイアンツのジョー・ジャッジHC【AP Photo/Seth Wenig】

現地3日(日)にクオーターバック(QB)ネイト・サッドフェルドがフィラデルフィア・イーグルスを逆転勝利に導こうと努力(そして失敗)したことに

イーグルスがワシントン・フットボール・チームを退けていれば、シーズン第17週にダラス・カウボーイズを退けたニューヨーク・ジャイアンツがプレーオフ進出を決めていたはずだった。だが、現実としては健康状態に問題がなく、そこそこの競争力を発揮していたジェイレン・ハーツに代わって後半からサッドフェルドが登場し、パサーレーティングで14.6という数字を残すに至っている。

その数字が示す通りの見苦しい展開であり、ジャイアンツのヘッドコーチ(HC)であるジョー・ジャッジは当初は社交辞令を述べようとしていたものの、実際のところはその結果について今も不満を持っている。

『SNY』によれば、ジャッジHCは月曜日に「彼らが試合にどうアプローチしていたかについては、フィラデルフィアに語ってもらえばいいことだ」と話しだしたという。

しかしながら、イーグルスがワンスコアゲームに3番手のQBを投入したことについて聞かれたジャッジHCが本当の感情をあらわにするまで長くはかからなかった。

「当然ながら、選手らは一日中私に尋ねてきたし、私には説明できなかった。今季について一つ頭に入れておくべきなのは、われわれのところにはこのシーズンにオプトインした者がたくさんいるということだ。分かるか? コーチ、選手、それにその家族も。大の大人の集団に来る日も来る日もタンクが空になるまで努力することを求め、私は彼らが競争的なアドバンテージをもって強いポジションでプレーできるよう、いつでも自分にできるすべてをやると彼らの目を見て保証できる。私ならこういった選手たちと彼らの努力に無礼はしたくないし、試合に対する敬意をなくしたくない」

「彼らが毎日仕事にやってきて、来る前には検査を受け、スペースを空けてミーティングに参加し、マスクを装着し、マスクの上にシールドをつけて、集中プロトコルを順守し、異例のやり方で移動し、6時30分にメールを受け取って“練習は中止、バーチャルデーを実施する”とか、“サンクスギビングに家族と会わないで”とか、“クリスマスの集まりは避けて”とか、“奥さんの誕生日だと分かっているが、それはオフシーズンに延期しましょう”などと言われる。その犠牲を考えてほしい」

「すべての選手やコーチたちがこのリーグでたくさんの犠牲を捧げてきた。そこには家族たちや彼らとつながりのある人々の犠牲もある。これは皆が今季のNFLの成功のために払ってきた犠牲を軽視することであり、選手たちが勝つために時間いっぱいまで戦うことをせず、全力を尽くさないことによって試合を軽視することだ。私がニューヨーク・ジャイアンツのHCである限り、われわれは決してそんなことをしない」

何も手にできずに第17週を終えたことは、何カ月もジャイアンツの痛みとなるだろう。そして、それはこの週末にもう始まっている。ジャイアンツはおそらく、これを2021年シーズンのモチベーションとするはずだ。しかし、自分たちの力がおよばず、そして、運命を握っていたイーグルスがレギュラーシーズンの最後の数分を3番手のQBにプレー時間を与えるために使ったことを思えば、オフシーズンはことさら長く感じられるかもしれない。

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