先発続投の可能性あれど進歩が必須のブロンコスQBロック
2021年01月06日(水) 08:49ドリュー・ロックは2020年にデンバー・ブロンコスのフランチャイズクオーターバック(QB)であることを証明するだけの働きができなかった。
だからといって、ロックのデンバー時代が終わったというわけではない。ブロンコスのヘッドコーチ(HC)であるビック・ファンジオは現地5日(火)、オフシーズンをこのポジションでプレーするための能力を高めることに費やせば、ロックが2021年もチームの先発で“あり得る”と語っている。
『KDVR』のデイブ・アルトハウスによれば、ファンジオHCは「彼はもっと良くなって戻ってくることができると思う。座学だけでも向上することは可能だ」と話したという。
長年ジェネラルマネジャー(GM)を務めてきたジョン・エルウェイが、自身がフットボール運営上のより上位の役職に就き、GMを別の人物に任せることを月曜日に発表しており、ロックは新GMに自らの価値を証明する必要がある。
ブロック・オズワイラーやパクストン・リンチといったQBたちを経て、エルウェイがドラフトで指名し、フランチャイズQBに育てようとした最新の選手がロックだ。ロックはルーキーとして将来性を見せたものの、2年目の2020年に負傷して13試合の出場にとどまっている。成功率は58%を下回り、タッチダウン/インターセプト比はほぼイーブン(16対15)、アテンプト443回で2,933ヤードを記録し、パサーレーティングは75.4だった。
これらの数字はフランチャイズQBの役割を保証するものではなく、デンバーに長く残りたければ3年目はこれまでのベストシーズンにしなければならない。ブロンコスが誰をGMに選ぶにしろ、その人物はロックを精査するはずだ。そんなロックを、今季にひざの負傷で1試合しかプレーできなかったワイドレシーバー(WR)コートランド・サットンが支えてくれるかもしれない。
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