ロサンゼルス・ラムズは誰が今週末に先発クオーターバック（QB）を務めるのかをまだ知らない。公にそれが明らかになるのはキックオフ前になるかもしれない。

ヘッドコーチ（HC）ショーン・マクベイは現地5日（火）に報道陣に対し、ジャレッド・ゴフの親指は良くなっているものの、シアトル・シーホークス戦でゴフがプレーするかについてはまだ決まっていないと明かした。マクベイHCはスーパーワイルドカードの週末で先発を務めるQBについて発表する気はないとも話している。

「今週にその質問に答えるつもりはない」とマクベイHCは述べた。

先発を決定する期限について問われたマクベイHCは顔をしかめて「土曜日の1時39分」と答えている。

ただ、ゴフとジョン・ウォルフォードはそれより前に知っているはずだ。ウォルフォードはプレーオフのかかっていたアリゾナ・カーディナルス戦で謙虚ながらもドラマティックなNFLデビューを果たし、最初のスローでインターセプトを喫した後に3つのフィールドゴールドライブを率いている。『NFL Research（NFLリサーチ）』によれば、ウォルフォードはデビュー戦で200パスヤード、50ランヤード以上を記録した初めての選手だった。

しかしながら、健康状態に問題がなければ先発QBを務めるのはゴフだと繰り返すマクベイHCは「ジャレッドがわれわれの先発QBだ」と断言している。

第16週にシーホークスに敗北した試合で親指の骨折と脱臼を患ったゴフは、当然ながらリハビリに励んでいる。5年目のゴフは第3クオーターで負ったけがを抱えながらプレーし、その翌日に手術を受けた。当初はプレーオフに間に合うように復帰すると見られていたものの、マクベイHCはレギュラーシーズン終了後にそれは定かではないと表明している。『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは月曜日、ゴフは先週に投球可能だったものの、シアトルの肌寒い気温と雨の可能性があったことから、痛みをおしてプレーするのは厳しいと判断されたと伝えていた。

ラムズのためにフィールドに立つのが誰になるにしろ、そのQBはカギを握る武器とさらなるプロテクションを手にするようだ。

マクベイHCは先週に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の検査で陽性だったリーディングワイドレシーバー（WR）のクーパー・カップに水曜日の復帰を見込んでいるとし、ひざの負傷によって第10週から戦列を離れているレフトタックル（LT）アンドリュー・ウィットワースも出場可能になると述べている。さらに、先発ディフェンシブエンド（DE）マイケル・ブロッカーズも週の後半にリザーブ／COVID-19リストを外れるようだ

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