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チャージャーズをコーチできたのは「とても名誉なこと」とリン元HC
2021年01月06日(水) 15:30ロサンゼルス・チャージャーズにおける元ヘッドコーチ(HC)アンソニー・リンの敗因は、単純に結果を出せなかったことと、期待に応えられなかったことだ。
性格の問題やリーダーシップのなさでは決してなく、むしろリンはそれらを高く評価されてきた人物だ。
チャージャーズで4シーズンを過ごした末に職務を解かれた翌日、周囲から敬われているリンはチームを通じで声明を出し、終わってしまった機会に対する感謝の意を次のように表した。
「子どもの頃からコーチは私にとって父親のような存在だった。NFLでの選手時代を含め、これまでの人生で出会ったどのコーチにも私は感化されてきた。だから私もコーチになりたいと思った。この4年間、HCを務める機会を与えてくれたスパノス家には、感謝してもしきれない。フィルードの内外でロサンゼルス・チャージャーズの代表として過ごせたことは非常に名誉なことだった。この組織にいる間、全力でサポートしてくれたスタッフ、コーチ、選手、そしてコミュニティの皆さんに心からお礼を言いたい」
52歳のリンはチャージャーズのHCとして33勝31敗の戦績を残している。最初の2シーズンは勝ち越すことができ、2018年にはプレーオフ進出を果たした。
しかし、大きな期待がかかる中で2シーズン続けての負け越しにより、現地4日(月)にリンの任期が終了することになった。
次の道へと進む前に、ベテランコーチのリンは感謝の気持ちを込めて振り返ることを忘れなかった。
【R】