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NFLプレーオフに6人の女性コーチが布陣予定、新たな歴史へ

2021年01月06日(水) 20:37


【NFL 】

プレーオフの開始とともにNFLのサイドラインで進歩が達成される。

女性コーチたちがNFL内で新たな扉を開いて影響を与え続ける中、ポストシーズンの開始とともに歴史が作られようとしている。

現在リーグ内にいる女性コーチ8人のうち6人がプレーオフチームのサイドラインに並ぶことになっており、現地9日(土)の夕方にスタートするワシントン・フットボール・チームとタンパベイ・バッカニアーズの試合ではNFLクロニクルで初めて、プレーオフゲームの両サイドに女性コーチが立つことになる。

ワシントンのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラのサイドラインにはインターンコーチのジェニファー・キングが、そして2人の女性コーチを有する唯一のチームであるバッカニアーズ側にはアシスタント守備ラインコーチのローリ・ローカストとアシスタントストレングス&コンディショニングコーチのマラル・ジャバディファーが並び立つ。

ワシントンで初めてのフルイヤーを迎えているキングだが、歴史を作るのは始めてではない。彼女はNFL初の黒人女性コーチとして、第3週には両サイドラインに女性コーチが立ち、さらに女性オフィシャルが参加する初めての試合にいた。

その歴史的な試合でキング、そしてオフィシャルのサラ・トーマスと一緒だったのが、クリーブランド・ブラウンズのスタッフチーフ、カーリー・ブラウンソンだ。彼女のいるブラウンズは10日(日)にピッツバーグ・スティーラーズと対戦する。

チェルシー・ロメロがプレーオフ復帰に尽力したロサンゼルス・ラムズは、9日のシアトル・シーホークス戦に臨む。ロメロはチームにとって初の女性ストレングス&コンディショニングコーチに就任した。

クリスティ・バートレットはテネシー・タイタンズのアシスタントストレングス&コンディショニングコーチを務めており、10日にボルティモア・レイブンズを迎え撃つ。

また、レイブンズのミーガン・マクロフリンとシカゴ・ベアーズのロビン・ウィルキーもチームのプレーオフ進出を後押しした。

マクロフリンはレイブンズのフットボール運営部門でディレクターを務めている。ウィルキーはベアーズのHCマット・ナギーのエグゼクティブアシスタントで、彼らは9日にニューオーリンズ・セインツと対戦する。

昨シーズンはサンフランシスコ49ersの攻撃アシスタントコーチで、同性愛者であることを公表しているケイティ・ソワーズが初めて女性としてスーパーボウルでコーチを務めた。史上初のスーパーワイルドカードが歴史的な形で幕を開け、2月にタンパでスーパーボウルが開催される頃にはソワーズに仲間が増えているかもしれない。

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