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タイタンズRBヘンリー、バイキングスQBカズンズらが第17週の最優秀選手に

2021年01月07日(木) 12:32


テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【NFL】

NFLレギュラーシーズンの終わりにかけて、1人の選手がその先に向けてテネシー・タイタンズをけん引した。

去る日曜日に250ヤードを記録したランニングバック(RB)デリック・ヘンリーが、1シーズンで2,000ヤードを超えたNFL史上8人目の選手となっている。

レギュラーシーズン最終戦で圧倒的な力と輝きを見せたヘンリーが、シーズン第17週のAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門週間最優秀選手賞に選ばれた。第17週の優秀選手たちが現地6日(水)に発表されている。

ヘンリーはタイタンズを41対38でのヒューストン・テキサンズに対する勝利と、AFC南地区タイトルへと導いた。キャリアハイの250ヤードは34回のアテンプトとキャリー平均7.4ヤードによってもたらされ、さらに2回のラッシングタッチダウンも記録している。

NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)で第17週のオフェンス部門最優秀選手に選ばれたのはミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)カーク・カズンズだ。一進一退のデトロイト・ライオンズ戦に37対35で決着をつけたカズンズは、405ヤードを投げてタッチダウン3回を記録している。ランでも1回のタッチダウンに成功しているため、この日のタッチダウンは計4回だった。パス40回中28回(70%)を成功させたカズンズはインターセプトを一度も浴びず、QBレーティングは127.6だった。

インディアナポリス・コルツがジャクソンビル・ジャガーズを28対14で下してプレーオフ行きの切符をつかんだ試合でカギになったのは、AFCディフェンス部門週間守備選手賞を獲得したラインバッカー(LB)ダリウス・レナードのパフォーマンスだった。レナードはタックル10回、サック1回、パスディフェンス1回、フォースドファンブル1回という成績でチームに貢献している。

もう一人、守備選手で見事な活躍をしたのがラスベガス・レイダースのディフェンシブエンド(DE)マックス・クロスビーだ。AFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手賞を獲得したクロスビーは、レイダースがデンバー・ブロンコスを32対31で破った試合でフィールドゴールを2度ブロックしている。

ニューヨーク・ジャイアンツのディフェンシブラインマン(DL)レナード・ウイリアムスはダラス・カウボーイズに23対19での勝利を収めた試合で輝かしい活躍を見せた。タックル7回、サック3回、パスディフェンス1回をマークしたウイリアムスが第17週のNFC守備部門最優秀選手に指名された。

プレーオフに臨むにあたり、完ぺきなプレーを披露したタンパベイ・バッカニアーズのキッカー(K)ライアン・サコップがNFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手となった。サコップはアトランタ・ファルコンズを44対27で退けた試合で、8回のキックをすべて決めている。サコップは5回のエクストラポイントと3回のフィールドゴールに成功した。

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