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QBブレイディとの対戦に大興奮のワシントンDEヤング

2021年01月07日(木) 15:37

ワシントン・フットボール・チームのチェイス・ヤング【AP Photo/Rich Schultz】

シーズン第17週の試合でワシントン・フットボール・チームがフィラデルフィア・イーグルスに勝ってNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区優勝をつかんだとき、ワシントンのディフェンシブエンド(DE)チェイス・ヤングはフィールド上で飛び上がった。そのとき、ヤングの頭の中には、すでにタンパベイ・バッカニアーズと対戦する自分にとって初めてのプレーオフゲームのことがあった。

ヤングはロッカールームに駆け戻りながら「トム・ブレイディ! トム・ブレイディ、今行くぜ! トムが欲しいんだ!」と叫んでいる。

現地3日(日)に勝利したことで、ワシントンは土曜日にクオーターバック(QB)トム・ブレイディとバッカニアーズを本拠に迎え入れることになった。

今年のディフェンス部門新人賞の有力候補であるヤングは、サック7.5回で全ルーキーのトップに立っており、この数字はこれまでのワシントンの1年目選手の記録としても3位タイとなっている。

ヤングは今季に大きな力を発揮し、ワシントンの守備陣をプレーオフへ向かう一つの脅威に成長させた。『NBC』のアナリストであるクリス・コリンズワースによれば、守備コーディネーター(DC)ジャック・デル・リオはヤングの初年度のリーダーシップとの比較として若き日のレイ・ルイスを引き合いに出しており、つまりヤングは実に高い称賛を受けている状態だと言えるだろう。

トム・ブレイディの21年のキャリアを通じて、このQBをスローダウンさせることはいつでも4人のディフェンシブライン(DL)にとってのプレッシャーだった。この43歳のQBをスポットの外に出せば、彼らのオフェンスを足止めするチャンスが見つかるだろう。

バッカニアーズのヘッドコーチ(HC)であるブルース・エリアンスは、ブレイディとの対戦を求めるヤングについて問われた際にこう答えた。

「われわれは手一杯になるだろうね。だが、これは自分が何を願うのかについて注意すべきゲームの一つだ」

11勝のバッカニアーズに対して番狂わせを演じるには、ワシントンにはヤングをはじめとするDLがブレイディの前に立ちはだかる必要がある。

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