12月の最優秀選手はパッカーズRBロジャース、ビルズQBアレンら
2021年01月08日(金) 13:12グリーンベイ・パッカーズのクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースとバッファロー・ビルズQBのジョシュ・アレンはセンセーショナルなシーズンをもたらしている。
それはレギュラーシーズン最後のひと月でも変わらなかった。
アレンとロジャースは2020年レギュラーシーズン全体を通してと同様に、ラスト1カ月で効果的で卓越したパフォーマンスを発揮し、12月のNFL月間最優秀選手に選ばれた。現地7日(木)に12月の最優秀選手が発表されている。
ロジャースとパッカーズは先月に5勝0敗をマークし、プレーオフでNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)の第1シードを獲得した。この期間、ロジャースはタッチダウンパス15回――ランでさらに2回――を投げ、インターセプトはわずか1回、QBレーティングは131.9を記録。パス145回中111回を通し(76.6%)、1,199ヤードを獲得した。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)オフェンス部門月間最優秀選手に輝いたアレンは連勝を挙げてビルズをプレーオフに導いている。過去5試合でアレンはタッチダウンパス15回、ランによるタッチダウン2回、試合平均303.2パスヤードを記録した。唐突に正確なQB達の仲間入りをしたアレンはパス184回中129回成功(70.1%)、1,516ヤード、レーティング117.5をマークし、インターセプトは2回にとどまっている。
ワシントン・フットボール・チームのディフェンシブエンド(DE)チェイス・ヤングは2部門で賞を受けている。すなわち、NFCのディフェンス部門月間最優秀選手賞と、月間新人賞だ。プレーオフデビューを前に、ヤングはタックル17回、サック3回、タックルフォーロス3回、パスディフェンス3回、フォースドファンブル2回、ファンブルリカバー3回――うち1回はリターンタッチダウン――を記録。2020年ドラフトの全体2位指名を受けたヤングは瞬く間に試合の破壊者へと成長した。
インディアナポリス・コルツの元にも2つの賞が贈られた。
コルツのディフェンシブタックル(DT)ディフォレスト・バックナーがAFCディフェンス部門最優秀選手賞、ランニングバック(RB)ジョナサン・テイラーが月間新人賞に選ばれている。
ポストシーズンに向けてコルツがプッシュする中、バックナーは大きな存在感を示した。先月を通してバックナーはタックル18回、タックルフォーロス6回、パスディフェンス2回、フォースドファンブル1回、サック7回を記録している。
テイラーもコルツがプレーオフ進出を決めるにあたって重要な役割を果たした。レギュラーシーズンのラスト5試合でテイラーはタッチダウン8回に成功。651ヤードを走り、キャリー平均は6.7ヤードだった。キャッチ10回による72ヤードを加え、テイラーは試合平均144.6スクリメージヤードを記録している。
AFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手賞はラスベガス・レイダースのキッカー(K)ダニエル・カールソンのものとなった。カーソンはここ5試合でフィールドゴールはパーフェクトの10回中10回成功、エクストラポイントは15回中14回成功している。
シカゴ・ベアーズのKカイロ・サントスは安定性を発揮してNFCスペシャルチーム部門月間最優秀選手賞を受けるに至っている。サントスはエクストラポイントを1度外して17回中16回成功、フィールドゴールは見事な12回中12回成功という結果を残した。
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