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慎重にHCを探す予定のチャージャーズGMテレスコ

2021年01月08日(金) 15:53

ロサンゼルス・チャージャーズ【NFL】

今季のNFLで最も魅力的とも言うべきヘッドコーチ(HC)の空きポジションを左右するのは、ロサンゼルス・チャージャーズのジェネラルマネジャー(GM)トム・テレスコだ。この役職を埋めるに当たってテレスコは急いだり、具体的なスケジュールを示したりするつもりはないと言う。

現地7日(水)、テレスコは「待つ必要があることなのであれば、われわれはそのようにする。必要なだけ待って成功させる」と『Associated Press(AP通信)』に話している。

攻撃部門の年間最優秀新人賞を獲得する可能性のあるクオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートを擁しているというだけでも、チャージャーズはどんなコーチにとっても理想の就職先だ。この非凡なルーキーは、次期HCの仕事を大いに楽にしてくれるだろう。ハーバード以外にも、ワイドレシーバー(WR)キーナン・アレン、ランニングバック(RB)オースチン・エイケラー、ディフェンシブエンド(DE)ジョーイ・ボサ、コーナーバック(CB)ケイシー・ヘイワードとクリス・ハリス、セイフティ(S)ダーウィン・ジェームズらを筆頭に、そのロースターは才能にあふれている。さらに、快適な天候とフィールド外での過ごし方にも事欠かない南カリフォルニアが勤務地とあれば、最高クラスの待遇と言える。

まだ改善の余地はあるものの、チャージャーズのロースターには勝つ準備ができているとテレスコは強調した。

「われわれには急速に上昇するチャンスがある」とテレスコは述べている。「もちろんパーフェクトなロースターとまでは言わないが、未来は明るいと思っている」

新しいHCも間違いなくそう思うだろう。

チャージャーズは今週に、4年間で33勝31敗を記録したアンソニー・リンを解任したばかりだ。過去2シーズンは通算12勝20敗、2020年は7勝9敗に終わっている。リンは組織の内外で高く評価されているが、才能ある選手を抱えながらも期待に応えられなかったことが彼の運命を決定づけた。

テレスコはリンについて「彼は私をより良いGMにしてくれたと感じている。ただ単純にこの2年間で十分な勝利を挙げることができなかった。その全てがHCの責任だとは決して思っていない。私とHCとのパートナーシップに関わることであり、私自身もこの苦境を乗り越えるためにもっといい仕事をしなければならない」と話した。

これまでのところ、チャージャーズは次の面々にインタビューを申し入れている。バッファロー・ビルズの攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・ダボール、カンザスシティ・チーフスのOCエリック・ビエネミー、インディアナポリス・コルツの守備コーディネーター(DC)マット・エバーフラス、ニューヨーク・ジャイアンツのOCジェイソン・ギャレット、カロライナ・パンサーズのOCジョー・ブレイディ、そしてロサンゼルス・ラムズのDCブランドン・スタンレー。

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