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テキサンズのGM選定プロセスに呼ばれず、不満を抱くQBワトソン

2021年01月08日(金) 19:26

ヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Sam Craft】

2020年のパスヤードでNFL首位に立つクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンがヒューストン・テキサンズに不満をくすぶらせている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地7日(木)、チームが今週、ニック・カセリオをジェネラルマネジャー(GM)として雇うまでのプロセスに関わらせてもらえなかったことについて、ワトソンが“非常に不愉快”に思っていると伝えた。

テキサンズのオーナー、キャル・マクネアは以前、ワトソンをプロセスに加えると伝えており、チームのGMとヘッドコーチ(HC)探しについてフィードバックを提供してもらうつもりだと述べていたが、今のところ実現していないようだ。

ワトソンの不満はカセリオの雇用自体に根ざしているわけではなく、自身がそこに関わらせてもらえなかったことについてだという。彼は少なくとも自分、そしてロッカールームの意見を聞いてほしいと考えていたといい、候補者と自ら会うことも希望していた。

ところが、彼はその代わりにカセリオが契約間近であることを『Twitter(ツイッター)』で知った。ちょうど3月にディアンドレ・ホプキンスのアリゾナ・カーディナルスへのトレードを知った時と同じ状況だ。

チーム幹部はここ数日、彼に連絡を取ろうとしているものの、ワトソンはそれに応じていないとラポポートは付け加えている。

7日にGM契約が公表されたカセリオは声明の中で、テキサンズで“特別な何かを築きたい”と抱負を述べた。

チームのベストプレーヤーであるワトソンはその中心人物になるはずだ。25歳のスターの契約が2025年まであることを考えると、彼はチームが将来計画の道筋を立てる過程において決定的要素になる存在だ。

【M】