約20年ぶりのプレーオフゲームを控えたクリーブランド・ブラウンズにようやく練習のチャンスが訪れた。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、ブラウンズは現地8日（金）東部時間16時30分に練習実施を認められたという。

ブラウンズはこの3週間、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の陽性者が相次いでいた。シーズン第16週のニューヨーク・ジェッツ戦まで24時間を切って1名が陽性反応を示して以降、選手やチーム関係者ら複数名が陽性となり、先ごろにはヘッドコーチ（HC）ケビン・ステファンスキーやガード（G）ジョエル・バイトニオも陽性判定を受けてプレーオフ初戦に出場できない事態に陥っている。ブラウンズは金曜日まですべての活動をリモートで実施してきた。

日曜日に控えるピッツバーグ・スティーラーズ戦までに対面での準備作業ができない可能性もあったが、少なくとも一度は練習フィールドに集まれそうだ。それでも、木曜日にCOVID-19陽性となったセーフティ（S）ロニー・ハリソンら複数の先発選手を欠いた状態でスティーラーズ戦に挑まなければならない。

ピッツバーグに乗り込むブラウンズの指揮はヘッドコーチ代行を務めるスペシャルチームコーディネーターのマイク・プリーファーが執り、攻撃コーディネーター（OC）アレックス・バン・ペルトがステファンスキーに代わってプレーコールを担当する。

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