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シーホークスがGMシュナイダーと2027年ドラフトまで契約延長

2021年01月13日(水) 11:40

シアトル・シーホークスのジョン・シュナイダー【AP Photo/Michael Conroy, File】

2020年シーズンは落胆の内に終わったものの、シアトル・シーホークスはチーム史で最も成功を収めた時代の中にいる。

現地12日(火)、シーホークスはチームの主要な柱の一つと今後数年間にわたって一緒に戦い続けていくことを決断した。

シーホークスは副社長兼ジェネラルマネジャー(GM)であるジョン・シュナイダーとの契約延長に合意。新たな契約は2027年ドラフトまでのものだとチームは発表している。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは、シュナイダーにはあと1年の契約が残っており、今回の動きはデトロイト・ライオンズによるシュナイダー獲得の動きを阻害するものでもあったと伝えた。

「GMジョン・シュナイダーとの契約を2027年ドラフトまで延長したことを発表できてうれしく思います」とシーホークスのオーナーであるジョディ・アレンは語った。

「過去10年にわたり、ジョンとヘッドコーチのピート・キャロルは比類ないパートナーシップを形成し、シーホークスは成功に満ちて、ユニークかつ真の勝利の精神を備えた、スポーツを通じて尊敬される文化を形成しました。それが続くことに私たち全員がエキサイトしていると、私は知っています」

チームは11年前に1週間違いでシュナイダーとピート・キャロルHCが雇用されて以来、5度のディビジョン制覇を遂げてきた。その期間にスーパーボウルタイトルが1度、SB出場が2度、ポストシーズンでの勝利が10回記録されている。9年連続の勝ち越しはNFLで最多の記録だ。

これらの成功において大きな比重を占めている要素の一つには、過去10年の初期にシュナイダーが下してきたドラフトでの決断、中でも後半のラウンドにおける選択がある。最初の3年で獲得した選手にはチームの礎となったセーフティ(S)アール・トーマス、Sカム・チャンセラー、ラインバッカー(LB)K.J.ライト、コーナーバック(CB)リチャード・シャーマン、LBボビー・ワグナー、クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンのほか、大きな役割を果たしたタックル(T)ラッセル・オカング、ワイドレシーバー(WR)ゴールデン・テイト、LBマルコム・スミス、LBブルース・アービンらがいる。また、RBマーショーン・リンチのトレードや、ディフェンシブエンド(DE)マイケル・ベネットとの契約も推し進めた。

シーホークスはシュナイダーとキャロルのコンビでさらなる成功を目指している。キャロルHCは昨年、2025年シーズン末まで契約を延長した。シーホークスは2020年のNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区を12勝4敗という記録で制し、スーパーワイルドカード週末に駒を進めたが、ディビジョンライバルのロサンゼルス・ラムズに敗れた。

「業界一」

「業界一の存在がシアトルに残留します。副社長兼GMジョン・シュナイダーとの2027年ドラフトまでの契約延長に合意」

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