テキサンズがチーフスOCビエネミーに面談要請、実現は相手方のシーズン終了後
2021年01月13日(水) 12:01ヒューストン・テキサンズはパーティーに出遅れたが、少なくとも参加はしている。
テキサンズが正式にカンザスシティ・チーフスの攻撃コーディネーター(OC)エリック・ビエネミーにヘッドコーチ(HC)職の面談を申し込んだと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じた。
現地11日(月)にダグ・ペダーソンHCを解雇して空席ができたばかりのフィラデルフィア・イーグルスを除き、他のHCに空きがあるすべてのチームがビエネミーとの面談を終えているが、テキサンズは火曜日になってからインタビューを申請している。そのため、テキサンズはチーフスが敗北するか、スーパーボウルが終了するかまでビエネミーとの面談を待たなくてはならない。リーグの不正防止ポリシーによって、最初のビエネミーとの面談期間は日曜日に終了したとNFLネットワークのトム・ペリセロが伝えている。
テキサンズは基本的に、過去数日でニック・カセリオを新GMとして雇用してからHC探しを開始した形だとラポポートは説明。テキサンズはこれまでに2020年はNFLから離れていたベテランコーチ勢のジム・コールドウェルやマービン・ルイスと面談を行った。
ビエネミーは現在のHC雇用サイクルで最有力候補の一人と見られている。ビエネミーはアンディ・リードHCの下、試合平均獲得ヤードでリーグナンバー1の攻撃陣にして、ディフェンディングスーパーボウルチャンピオンたちを率いてきた。ビエネミーに面談を申し込まないという当初のテキサンズの決断については、多くの者に疑問を生じさせていた。新HCを求める他のすべてのチームが早い段階でビエネミーにインタビューを要請しており、テキサンズのクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンとの組み合わせは大きな意味を持つだろう。
テキサンズは最大で4週間待つことになった。いつ最有力候補と話し合いの席を設けられるかは、チーフスのポストシーズンの行方次第だ。
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