バイキングスのアシスタントGMペイトンがブロンコスと2度目の面談
2021年01月13日(水) 15:45ミネソタ・バイキングスで14年を送ったジョージ・ペイトンに、出発のときが近づいているかもしれない。
2度目のジェネラルマネジャー(GM)職の面談のためにペイトンがデンバー・ブロンコスの元を訪れると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地12日(火)に伝えている。
ペイトンの名はしばらくの間、GM雇用サイクルでよく聞かれており、毎年さまざまなチームと複数の面談を行っていたものの、最終的にはいつもリック・スピールマンGMの元が最良の選択肢だという判断に落ち着いていた。最近ではクリーブランド・ブラウンズと面接を行っており、一時はバイキングスを後にしたヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーに続くと見られたものの、ブラウンズはアンドリュー・ベリーの起用に至っている。
今回の雇用サイクルではブロンコスおよびデトロイト・ライオンズと面談を行っていたペイトン。両組織との間につながりがあり、バイキングスのスピールマンGMの兄弟であるクリスが先日にライオンズの社長兼CEOであるロッド・ウッドのスペシャルアシスタントに就任したほか、ペイトンの甥であるロブがブロンコスのカレッジ及びプロスカウトを務めている。
ペリセロは以前、ブロンコスの公式サイトとの談話の中で、ペイトンについて“NFL全体で最も広く尊敬されている人事担当者の一人”と評していた。ペイトンは2000年からNFLで仕事をしており、バイキングス所属期間は12年を超える。スピールマンGMの下、長くアシスタントGMを務めてきた。
ブロンコスのGM職はジョン・エルウェイがより上位の役職へと移ったことで人員募集中となっていた。ペイトンとの2度目の面談は両陣営の間で話し合いが本格的になっていることを示唆しているものの、以前にもペイトンがこの段階まで進みながらも動きを取りやめたことはあった。
ついにスピールマンがバイキングスを離れ、別の組織でより重要な役職に就くのかはこれから分かるだろう。
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