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ジョージ・ペイトンがブロンコスGMとして6年契約に合意

2021年01月14日(木) 10:59

デンバー・ブロンコス【NFL】

デンバーに降り立ったジョージ・ペイトンは、その地にとどまることになった。

ミネソタ・バイキングスのアシスタントジェネラルマネジャー(GM)を長年務めてきたペイトンが、ブロンコスのGMとして6年契約に合意したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じている。ブロンコスも後に、ペイトンの起用を正式に認めた。

ペイトンは14年間バイキングスに所属していた。バイキングスの選手人事部門副社長兼アシスタントGMとしてリック・スピールマンの下で働いてきたペイトンは、ジョン・エルウエイの元でバイキングスGMを務めることになる。

エルウェイは現地13日(水)に発行した声明で「このプロセスの早い段階で、ジョージがなぜこれだけ長年にわたって誰もが求めるGM候補だったのかは明らかになっていた」と述べている。

「彼はフットボールオペレーションを率いる上でのあらゆる詳細を知り尽くした、実力を証明済みの評価者だ。この仕事のすべての側面における彼の経験――カレッジ側、プロ側、サラリーキャップやトレード、HCと協調し、スタッフをまとめること――をもって、ジョージはこの役職で成功するためにこれ以上ないくらい準備ができている。ジョージは適切なチャンスが到来するのを待ち、それに向けて取り組んでいた。そのことが、彼がスマートであり、勝利に対して真剣であることを示している。われわれはデンバー・ブロンコスのGMとしてジョージ・ペイトンを指名することに興奮している」

エルウェイはチームの日常業務をフルタイムのGMに委ねることを1月4日に明かしており、ブロンコスは長い時間をかけることなくペイトンをその役目に据えた。

ペイトンは声明で次のように話している。

「長年、私はこのチームが眠れる巨人だと感じていた。私にとって、これは正しい場所であり、この機会をつかむのに適切な時期だった。私はハードワークに努め、身を粉にすることを信条としており、われわれの目標を達成するのに近道などないと考えている。ドラフトと選手を育てることが最優先事項だ。ロースターに才能を加えるという点において、われわれ全員がアグレッシブ――とは言え無謀ではない――になる」

エルウェイがフットボールオペレーションの責任者という立場を維持しながらGMを探すという決断を明かしたとき、新GMは人事とフットボールスタッフを率いるとされていた。1月4日の声明によれば、ペイトンはドラフトやフリーエージェンシー、ロースターの最終決定権を握ることになる。

ペイトンが移動するのにともなって、バイキングスには大きな打撃がありそうだ。7勝9敗のシーズンを終え、バイキングスはディフェンス面で新たな人材を必要としている。しかし、バイキングスが再建を見据える中、ペイトンはブロンコスの最新の改革にあたるのだ。

ブロンコスは2020年シーズンに5勝11敗と苦戦した。負け越しは4年連続であり、プレーオフを逃すのは5年連続のことになる。

フロントオフィスの改善とGMの起用を決断したエルウェイ。ブロンコスは新時代を率いる人物としてペイトンを迎え入れた。

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