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ブレイディとの対決を控えたブリーズ、「85年と豊富な経験がフィールドに」

2021年01月14日(木) 13:34

ニューオーリンズ・セインツのドリュー・ブリーズ【AP Photo/Butch Dill】

ドリュー・ブリーズとトム・ブレイディがフィールド上で相まみえる機会は現地17日(日)が最後かもしれない。

今週初め、ブリーズは試合そのものに集中し、ニューオーリンズ・セインツとタンパベイ・バッカニアーズのプレーオフ対決は、そこに携わる才能や予期される展開を踏まえれば“必然的”なものだったと語っていた。その数時間後、ブレイディは『Twitter(ツイッター)』でより気軽なアプローチを示す。ブレイディが投稿した画像の中で『The History Channel(ヒストリー・チャンネル)』のロゴを真ん中にユニフォームを着て対峙する2人のクオーターバック(QB)は、すっかり老いさらばえた姿になっていた。

『New Orleans Advocate(ニューオーリンズ・アドボケイト)』によれば、ブリーズは現地13日(水)にブレイディのジョークを“とても笑える”と評し、こう応じている。

「僕のことを(テレビドラマ)“Family Ties(ファミリー・タイズ)”のお父さんみたいにしちゃったね。正直言って、ヘアラインが気に入らないんだけど・・・。多分自分はもうちょっとトップに髪が残っているはずだよ」

全世界がNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンシップ戦に向けた日曜日の試合に注目し、将来の殿堂入りQBたちを比較して2人をライバルだと断じる中、ブリーズはブレイディと連絡をやりとりしていることを明かした。

1月15日に誕生日を迎えるブリーズは「トムとの間には友情があるし、お互いに尊敬している。月曜日にメールをやりとりして、今の状況を笑っていたんだ。ねえ、彼は43歳で、僕は金曜日に42歳になる。だから、日曜日のフィールドには85年と、たくさんのフットボールの経験が存在するわけさ」と話す。

さまざまな障害があったシーズンだが、40代の2人はまだ一流のプレーを披露している。そのことは2人の今のポジションが証明している通りだ。

ブリーズのコメントは、試合の前にあれこれと議論するのをやめ、長く語り継がれるべき試合それ自体に集中すべきだということをファンの胸に思い起こさせている。

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