現地17日（日）に臨んだクリーブランド・ブラウンズとのディビジョナルラウンドで、第3クオーターに途中離脱したカンザスシティ・チーフスのクオーターバック（QB）パトリック・マホームズは現在も脳しんとうプロトコル中のようだ。

試合翌日の月曜日、ヘッドコーチ（HC）を務めるアンディ・リードがチームの公式サイトで明かしたところによると、「プロトコルにいる。ひとまずプロトコルに従い、これから数日の間は彼の様子を見ていく」とのこと。

また、リードHCは「私は（アスレティックトレーナーの）リック（バークホルダー）と医師たちに任せている。プロトコルだからね、コーチングスタッフにしてみれば考えるまでもないこと。考えずとも良い。私には医学的な観点から彼がどういう状態か話せない。私には分からないことだ」とも付け加えている。

マホームズは第3クオーター中盤、サードダウンのランで地面に引っ張られ、その際、芝生に頭部が衝突、立ち上がる際には足元がふらついており、後に脳しんとうの診断を受けた。結局、試合に戻ることはかなわず、チーフスは第4クオーターに入って試合から除外したことを発表している。

マホームズ離脱後はベテランQBのチャド・ヘニーがチーフス攻撃陣を率い、ブラウンズを下してチャンピオンシップ進出に貢献。チーフスの次なる相手はバッファロー・ビルズだ。

マホームズが24日のカンファレンスチャンピオンシップに出場するにはプロトコルを通過しなければならない。現在のステータスがマホームズの可用性を示しているわけでなく、時間が経過し、チーフスが練習フィールドに向かう頃にはもう少し分かってくるだろう。

マホームズは試合序盤にはつま先を負傷してもいるが、リードHCはつま先の問題は「大丈夫だろう」としている。

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